双子のことばの教室で夏休みの3日間、きょうだいも参加できるサマープログラムが開催された。
長男は、双子が毎週楽しそうに帰宅してくる姿を見て、
「ママ、僕も幼稚園休んで一緒に行きたい!」
とよく言っていたので、迷わずサマープログラムに参加。
私1人で3人を見ることは難しいため、母にも付き添いをお願いした。
3日目は千葉から夫が来たが、この夫が本当にポンコツで私の怒りが収まらなかったのはまた別に機会に書いて昇華したい。
3日間毎日水遊びを満喫し、3日目はスイカ割りもあった。
幼稚園よりも大きなプールに、たくさんの水鉄砲やシャボン玉。
「キャー!!そといく、そといく、そといく!!」
「そと、そと、そと!」
窓にへばりついて離れない双子を担いで着替えをする。
やっぱり、水遊びは楽しいけれども危険も多く大変なわけで、いつも以上にたくさんの先生が一緒に遊んでくれた。
次男は、大勢とプールに入るのが怖かったようで、
「…プール、きらい」
お地蔵様モードを発動。あんなに楽しみそうに窓にへばりついていたじゃないか!!
お水苦手な子コーナーで、一人用のたらいに入りじっくり水に慣れることからスタート。
しばらくして、たらいからビニールプールへ移動。
大きなプールをエンジョイする長男と三男を見て羨ましくなったのか、
「ママ、あっち」
ようやく大きなプールへ合流。
端っこから動かなかったけれど、水鉄砲で遊んだり、先生がかけてくれる水を浴びてみたりと、それなりに楽しんでいた。
三男は、怖いという気持ちが無かったようで、プールに入ると
「キャー!!!!」
と大声をあげながら水に潜っていった。
「お水、気持ちいいね~潜るの上手~」
なんて先生に言われ、得意げに何回もバシャバシャと水に潜る。
なぜお風呂のシャワーは号泣する?なんて思う。
楽しすぎて上がる時間になっても断固として動かない。
「お母さん、最後に連れて行くんで大丈夫ですよ!」
と言われたので、先に上がった長男・次男のシャワーと着替えを済ませる。
一番最後まで泳ぎ、満足したのかニコニコ顔で先生に抱っこされながら三男と合流。
しかし私を見ると
「きらい、きらい、きらい!!」
と言った後、おんおんと泣き出す。
「大好きな給食の時間だよ。一緒に食べに行こうよ」
私だったら怒ってしまうけれど、先生は穏やかに声をかけ続け、なんとか部屋へ戻る。
家でプールは大変だし、お風呂で水遊びだとここまでダイナミックに遊べない。
人見知り、場所見知りが激しく、大きな声を出したり、床に転がったりする双子をプールに連れて行くのは躊躇いがある。
たくさんの先生の目の届く安全な場所で、自由に遊ばせてもらえて本当に助かった。
長男も、双子がいると外出もできないことが多く、我慢ばかり。
「ママ、プールたのしかった」
とても満足したようで、ニコニコしていた。
長男・三男は3日目のスイカ割りにも参加し、かぶりついて食べていた。
宿題の夏休みカレンダーに、自分からこの日の写真とサマープログラムでもらった出席カードを貼りたいと言ってくれた。
子どもと家で過ごす恐怖の夏休みになると、正直げんなりしていたけれど、とても充実した夏休みを過ごすことができた。