ようやく双子の体調が安定したため、市役所へ面談に行くことに。

療育先の先生が付き添いで一緒に行きましょうか?と声をかけてくださり、大変助かりますとお願いした。

 

行く前に市役所の障がい福祉課へ連絡を入れてください、と言われ思わず聞き返す。

私はずっと、子ども健康課にお世話になっていたからだ。保健所で開催の発達相談も子ども健康課だった。

 

「子ども健康課ではなく、障がい福祉課…なんですか?」

「障がい福祉、という言葉にね…驚くお母さん多いんです。子どもから大人まで、この課は本当に細かく色々と支援を行うところでして。

今回のように、ことばの遅れで通う場合も、こちらの課で様々な手続きをするんですよ」

 

へえ~と思いながら、先生の電話を終え、書類を書きまくり(二人分となるとやっぱり多い)市役所へ問い合わせの電話をして面談日を決めた。

 

そして迎えた面談日。

大事な面談数日前、双子の看病疲れがたまっていたうえ、謎の咳が止まらず再び肋骨骨折をした。

あまりの激痛に、運転どころではない。

ということで、休みだった母に頼み運転してもらう。

面談も付き添ったほうがいいか?と言ってくれたが、先生がいればきっと大丈夫と思ったし、母がいると、多分言いたいことも言えなくなるような気がしたのもある。

母自身もそう思ったらしく、先生と軽く挨拶をした後、市役所館内を冒険してみると言って去った。

 

いつもの子ども広場や、子ども関係の課ではないためフロアも違う。

いやいやいや~と床に転がる双子をなだめながら、先生と一緒に面談の部屋まで向かう。

 

面談と言っても、堅苦しいものではなく、状況説明がほとんど。

一番困っていることは?

どのくらいの単語を話す?

日常生活のなかで困っていることは?

家族で体調を崩し、長期間定期的に通院している人はいますか?

どのようなタイミングでことばの遅れを感じ、今に至ったのでしょうか?

など、返答に困るような質問は無かったような気がする。

 

私と先生が一生懸命話しているのに双子は自由だ。

イスに腰をかけ、壁をキックし移動する次男。(壁を蹴るなんてダメ!と言うと号泣。担当職員の方の声を聞き取れず、謝りながら何度も聞き返して面談)

三男は初めての場所で落ち着かず、うろうろしたり、窓から外を眺めたり、廊下を歩く人に声をかけてみたり…最後はテーブルの下が落ち着いたようでそこにいた。

 

私が書いてきた書類に不備は特になかった。が、夫と別居のため住民票も違いなんだか色々と不都合もあった。

支援を受けるということは、税金を使うということで、そのためには本当に必要なのかどうかを、こうやってちゃんと毎回毎回確認しなきゃいけないんだなあと思った。

 

受給者証の発行はまだだけど、自費で通い始めて2回。

しかし、たった2回なのに双子の会話量がグンと変わってきた気がする。

それは幼稚園の担任の先生も思ったようで、どのようなことをやっているのか教えて欲しいと(通った翌日には連絡帳に書いていたけれども)連絡が来た。

 

夏休みに入ったら週2回通おうと思っている。

そして、きょうだいも参加できるサマースクールには長男も一緒にと考えている。

今、何かあれば必ず我慢するのは長男。そんなのはよくない。

きょうだいで上手にかかわる練習もしていきたいし、何か双子が癇癪を起したりしたときに、対処する方法を私だって学ばないといけない。

 

子供の泣き声に私の怒声。

これを少しでも夏休みの間に減らしたい。