朝起きて、熱を測り、一人ずつ吸入器で薬を浴び(口なんて開けちゃくれない。なんとなく口を開けた瞬間に吸入器を口元や鼻の近くへ持っていく感じで、果たして本当に吸入器の役目を果たしていたのかは謎)
看護師さんが来るまでゴロゴロと待機。
看護師さんが来ると、看護師さんに毎回ビビる。
今はコロナ禍で防護服というか、前よりも重装備で登場しますよね。
顔が多分、よく見えないから怖さも倍増という・・・。
熱の報告と、オムツ替えの回数の確認、点滴の針が抜けたりしていないか手の甲の確認。
別に難しいことは何一つ無いのに、踏ん反り替えって泣く二人を押さえながら手の甲を確認するというのが、きつい。
朝食が届けられると、やっぱり防護服だから再び号泣。
体調崩してから、のどが痛いようでちっとも食べてくれず、ごはんは「きざみ食」にしてもらっていました。
刻まれて見た目で判断しにくいため、警戒して口を開けない次男。
とりあえず口に入れて、野菜だと気が付くと容赦なく口から出してくる三男。
・・・食事が終わらない。
え?
なんでこんなに食べないの?
もしかして、うわさで聞くけど病院食っておいしくない?
試しに食べてみると、おいしい。あんたたち、何こんなにいいもの出してもらって好き嫌いしているんだ。
先生に相談すると、点滴をしているから栄養の心配はしなくても大丈夫。
最初はのどの痛みもあるし食べられなくてもしょうがない。咳もひどいし辛いんでしょう。
とのことで一安心。
もったいないなあ~申し訳ないな、と思いながらほぼ残してしまった食事を返却しにワゴンへ。
年齢や症状、アレルギーの有無によって大きく変わる食事。
これを毎食準備するとなると、なんて大仕事だろう。
私は料理がとてもとても苦手だから、本当にこの入院中の食事を毎食見て勉強になった。