前回はこちらから
浜頓別温泉ウイングでゆっくりサウナに入って時間つぶし。
いつもは到着リミット時間から逆算して行動するようにしていますが、早起きして到着してからゆっくりするのもアリだなと思いました。
持論ですが、
競技者ほど追い込んでトレーニングしなくてもいいですが、翌日も走れる余力を残しつつ、ほどほどの速度で走れる程度の脚力があると自転車旅は楽しいです。
早起きしなくてもいいし、日程的に無茶することもできます。
具体的には10時に出発して17時ごろには100km先の目的地に到着できるくらい。
休憩やごはん、観光込の7時間で100km走れるとよいです。(グロス平均15km/h、ネット平均=サイコン読みのAVE22km/hくらい)
もう一時間早起きして9時-17時、一時間到着を遅らせて10時-18時でもよいですが。
荷物を積むのと積まないのとで大体ネット平均=サイコン読みの平均が1-3km/h落ちるので荷物無しだともう少し速く走れますが、積む積まないの差はそのくらいです。(経験上)
ぼちぼち旅の日程が決まったらトレーニングしておきましょう。
翌朝、いつも通り朝9時起床。
台風が近づいている影響かテントがバサバサしてうるさくて遅くまで寝れず。
この日もひたすらオホーツク街道を北上します。
昨日は向かい風ばかりではなかったものの、今日は向かい風基調。雨も降って。
なかなかツライ・・・
猿払の道の駅でホタテチャーハン。
ここもホタテが有名。
で、宗谷岬を経由して稚内へ。
猿払と宗谷以外ほぼなにもなく、雨と向かい風に心身ともにいじめられました。
去年行ったので宗谷岬では特に何にも思いませんでしたが、一回行ってみる価値はあると思いますよ。(写真のデータがどっか行った)
宗谷と稚内の距離が地味に20kmある&風が強くてツラいですが、街から離れた最果てから道が開けて宗谷岬に着いたときの感動は何物にも変えられません。
今日のお宿はライハ。
みどり湯です。
去年も行ったことがあるので2回目の訪問。
この日はオートバイ乗りが35人くらい。
自転車乗りは4人だけでちょっと肩身が狭かった。
年末年始に宗谷岬でテント泊する「年越し宗谷」なるイベントがあると聞いて参加してみようかなと思いました。
なかには年越し宗谷ぶりのライハでの再会を果たしている人もいたり。
自転車乗りではフェザーCX+で日本一周してる大学生の荷物量がこれまで会った旅人の誰よりも多くてびっくり。
オートバイの人でもあんなに積んでる人はいないんじゃってくらい。
軽くバイクを整備してあげて、「過積載でバイクに悪いから多すぎると思ったら実家に送るんだよ」とアドバイスしておきました(余計なお世話?)
軽く載せてもらいましたが、荷物が多すぎてバイクの特性が良く分からない。
でも意外と安定していました。いい自転車。
フラット版の店頭在庫あります(唐突な宣伝)
私のASOLOだとふらふらして乗れたもんじゃなさそう。
緑湯の店内が改装されててちょっとしたフードコートみたいなのが出来てました。
これで750円。安い。
翌朝稚内サイクルのおやっさんに挨拶に行って
(除雪機、スノーモービル、オートバイ等いろいろな乗り物を取り扱いされていますが、店内はがっつり自転車屋です)
野生のブレーキブースターを捕獲しました。
シマノのXTRの第二世代(950系)で1996-2002年のモデルらしいです。
この当時のフレームは剛性が低く、Vブレーキの制動力に負けてフレームが開いてしまい、ブレーキのフィーリングが悪化する問題がありました。
このブースターをVブレーキと一緒に共締めしてフレームの開きを抑えることでブレーキタッチが良くなります。
今はVブレーキ車をカスタムする需要がなくなったのと、フレームの剛性が上がってそういう問題がなくなったため廃れてしまいましたが、ちゃんと効果があります。
片っぽで7000円くらいだったので前後買うか迷いましたが、片っぽだけにしました。まだ2つ在庫があるハズ。
ノシャップ岬にも行きましたよ。
根室のは納沙布ですが、稚内のはノシャップです。
多分語源はアイヌ語の同じワードだと思いますがややこしい。
去年行けなかった樺太へ。
ここで贅沢するために海鮮は我慢してきました。旅の始まりに小樽の三角市場に行かなかったのはそのため。
たっか。
樺太丼3900円!!!
衝撃的においしい。
高いけど、その分ネタのグレードが違う。
旅のラストにふさわしいお昼ご飯でした。
続きは次回













