「新世界より 中」 貴志祐介 講談社文庫
『町の外には出てはならない―
禁を犯した子どもたちに倫理委員会の手が伸びる。
記憶を操り、危険な兆候を見せた子どもを
排除することで実現した見せかけの安定。
外界で繁栄するグロテスクな生物の正体と、
空恐ろしい伝説の真意が明らかにされるとき
「神の力」が孕む底なしの暗黒が暴れ狂いだそうとしていた。』
「新世界より 下」 貴志祐介 講談社文庫
『夏祭りの夜に起きた大殺戮。
悲鳴と嗚咽に包まれた町を後にして、
選ばれし者は目的の地へと急ぐ。
それが何よりも残酷であろうとも、
真実に近付くために。
流血で塗り固められた大地の上でもなお、
人類は生き抜かなければならない。
構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた
五感と魂を揺さぶる記念碑的傑作!』
*ネタばれになるような記述があるのでまだ本を読んでいない方は
ここから先は読まないでください。
後半のバケネズミとの闘いが人間の先の先を読んだ
理想的な戦い方でした
「新世界より」と言うよりかはバケネズミとの闘いですね
主人公の手記という形なのか
私の嫌いな「・・・これが○○との最後の会話になろうとは・・・」
先が分かってしまうような記述が幾つかあり
ガッカリした!