「武蔵とイチロー」高岡英夫
小学館文庫 2003年発行
『ほんとうの宮本武蔵はどんな人物だったのか?
武蔵の「五輪書」と肖像画を徹底的に分析し、
その身体能力に迫った。見えてきたのは、
逞しく気合いに満ちた姿ではなく、「五輪書」の一文
「水を手本とし、心を水のようにするのである」
というように、ゆるんで脱力したまったく新しい武蔵像だった。
それをイチローをはじめとした現代のトップアスリートに通じる、
共通の秘密なのだ。
武蔵は三五〇余年前にイチローのバッティングを
予言していたのである。
この二人の天才的身体運動かを通して、
私たち現代人が失ったものが何か、明白に見えてくる。』
著者は運動科学研究所所長なので
専門用語も少し出てくるが
わりと分かりやすく説明しあります
自分の体の中心が大事で
この本では「センター」と表現している
でも普通の人には真似出来そうもないです
やはりこの二人は天才だということが分かった