作品名 : 私が殺した少女
著 者 : 原 尞
出版社 : 早川書房(ハヤカワ文庫)
価 格 : 720円
『まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、
一本の電話ではじまった。
私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、
面会場所に目白の自宅を指定していた。
沢崎はブルーバードを走らせ、
依頼人の邸宅へ向かう。
だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ
誘拐事件に巻き込まれていることを知る・・・
緻密なストーリー展開と強烈なサスペンスで
独自のハードボイル世界を確立し、
日本の読書界を瞠目させた直木賞受賞作。』
10年前の作品で400ページを超え若干字が小さめで
最初読むのをためらってましたが読み始めたら、
次の展開が楽しみでどんどん引き込まれていきました
所々に複線が上手く隠されていて
ラストで一つに繋がり納得の傑作ですね。