●今回のテーマ:日本統計年鑑

このたび、諸般の事情によりアメーバIDを取得しました。これを機に、ブログを書いてみることにしました。内容は、仕事で利用している統計の紹介です。インターネットの普及で、さまざまな統計の資料を容易に入手できるようになりました。ご覧になった皆さまの、何かの参考となれば幸いです。


第1回目は、日本に関する基本的なデータを収録した、総務省統計局の「日本統計年鑑」です。書籍として刊行されていますが、その内容は総務省のサイトにPDFおよびエクセルファイルで掲載されています。

なお、
統計表の数を絞って、より簡潔にまとめた「日本の統計」という冊子もあります。年鑑と同じく、サイトで統計表を見ることができます。

さて、
宮崎県で発生した口蹄疫の被害が深刻になっています。東国原知事は、ブログ「そのまんま日記」の5月12日の記事で、殺処分対象家畜は牛豚合わせて77,168頭であると語っています。

そこで、宮崎県で飼育されている肉用牛や豚はどれくらいの数なのか、日本統計年鑑の7-19表で調べてみました。以下は全国で上位5県の、平成20年2月1日現在の数値です。

≪肉用牛≫
北海道
‥‥51万1千頭
鹿児島
‥‥36万7千頭
宮崎
‥‥‥29万5千頭
熊本
‥‥‥14万8千頭
岩手
‥‥‥11万2千頭
------------------
全国
‥‥ 289万0千頭

≪豚≫
鹿児島
133万2千頭
宮崎
‥‥‥90万1千頭
茨城
‥‥‥63万2千頭
群馬
‥‥‥63万2千頭
千葉
‥‥‥62万6千頭
------------------
全国
‥‥ 974万5千頭

宮崎県は、日本有数の畜産県です。政府は全力を尽くして宮崎県を支援
するとともに、感染拡大の阻止に努めてほしいと思います。

◆関連リンク

日本統計年鑑 [総務省統計局]
日本の統計 [総務省統計局]

■編集後記■
口蹄疫の感染拡大については、政府の対応の遅さとともに、マスメディアの報道が少ないことに問題を感じます。
「大衆は誤った認識を持ちやすいので、風評被害を防ぐために報道は控えるべき」とでも考えているのでしょうか。人体への危険はないこと、一方で畜産業に壊滅的な被害を与える危険があることを、冷静に報道することは可能だと思います。

余談になりますが、新聞には国際面と同様に「地方面」があってもよいのではないでしょうか。他の地域でも起こりそうな重要な問題、地域独自の取り組みで成功した事例などを報道してほしいと思っています。