ベアリング式ウエイトローラーを装着しました。 | バーグマンが行く!

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2021年5月をもって放置プレーになります。
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今後、このブログは放置しても
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ベアリング式ウエイトローラー
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これは、ブロ友で何度かお会いしたことがある、fuh*a*さんの考案、自作品です。
この記事を見て、初めてその名を聞く人がいると困るので、説明しながらの記事にします。
昨年2012年に原型が定まり、10名程が使用しながら改良を重ね、現在は安心して使用出来るようになりました。
(写真は、2013年5月2日 私が入手した物)

アドレスV125用のプーリを加工して、ASSYとして制作され、
ヴェクスター125/150、アドレスV125に使用する事ができます。

その、アイデアと構造は、以前に装着した方のブログで紹介されており、非常にわかりやすいので、
こちら↓を参照頂ければ幸いです。


車用品、バイク用品に関して、誰もが経験している「過大表現」
凄いと評判があっても、実は何も変わらない、
又は変わったと誤認識させる部分を解らないように変更している、
ほとんどのアフターパーツに言えることです。
 1年程前、このウエイトローラーを装着したヴェクスター125に試乗する機会があり、確かに自分の所有している150ccとは変速のレスポンスがまるで違うという感覚はありました。
しかし、それらは、自分の所有するヴェクスターより相当に新しく、エンジンも好調で、新旧の差が大きく出ているものではないかと考えてもいました。
更には、125ccと150ccの動力性能の差により、試乗した125ccのパワーは150ccにしてみれば、ノーマル状態と大差無かったのも、当時導入を見送った理由でした。


 取り外した、ノーマルプーリー 約30000キロ使用
 ウエイトローラーは3000km使用、編摩耗も無く良好な状態、最近も非常に調子良く走っていた
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自分のヴェクスター150に装着後、実際乗ってみての感想は
変わりました。確かに、この感覚、
昨年、浜名湖で体験した瞬時に変わる奇妙な変速レシオ、
150ccの排気量なので、それ相応にパワフルになり、アクセルワークでエンジン回転数制御が可能になりました。
古い車体、エンジンでもはっきりと変化を体感出来ました。

瞬時に変わる、奇妙な変速レシオ・・・とは
1、ベルト式無段変速機を加速重視にする場合、
 ウエイトローラーを軽量化させるのが一般的です、そうすると常に高回転をキープし、いつでもパワーバンドに回転数を置くようにします、

2、ベルト式無段変速機を最高速~燃費重視にする場合、
 ウエイトローラーを重くします、エンジン回転数を低く維持し、トコトコ加速しますが、
 回転馬力を使えないので、急加速ものんびりした感じになります。
ノーマルの場合、このセッティングになっている例がほとんどです。

3、ベアリング式ウエイトローラーの場合、
 ゆっくりスタートしたければ、ゆっくりスロットルを開けて走り出すことでエンジン回転数を低速一定にしたままで車速が上がって行きます
 最初からフル加速がしたければ、全開にすると、高回転でフル加速していきます、
中速域からの再加速でも一気にシフトダウンして瞬時に最大加速モードに切り替わります
 スロットルを戻して、巡航に入ると、すぐに変速してエンジン回転数を可能な限り低く抑え、一定の巡航速度で走ります。

理論上は、摩耗しないはず、
従来のウエイトローラーは、すべり接触、
ベアリング式ウエイトローラーは、転がり接触。
理論上は潤滑不要で、摩耗しない・・・はず(だれも見た人はいません)
現在、10台程の装着例があるとのことですが、1年経過して1台も摩耗交換例は無いそうです。



ベースとなっているのが、アドレスV125用のプーリーキットですので、
変速レシオが大きく、加速側、最高速側のどちらも有利になります。
ヴェクスターに装着した場合、
出足加速が全く変わり、高速巡航に余裕が出来ます。

当のベクスター自体が生産終了しているのが、残念ですが
全国には、今も多数のヴェクスターがあります。
ベルト&プーリーの交換は、わりと短いサイクルで発生するので、
交換時には、お勧めの品物といえます。
相当に古くなった個体でも装着の価値がある物ですね、
元気に走るようになります。



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さーて、出かけるか!
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