ジャッキーとの再会 | こっそり綴るアメリカの生活

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ジャッキーとは、3年前今の会社で知り合った。部署は違うものの、一緒に働く機会が結構あって、彼女は私の上司、その上司、私のチームメイトのこともよく知っていた。

 

その彼女と昨日は、久しぶりに会ってコーヒーを飲みに行った。というのは、彼女は、今から2年前に私の今の会社を辞めたから。やめた理由は、私の前の上司。(1年前、Internal Transferをしたので、違う部署に移ることができた。)今日はその、私の前の上司について少し書いてみようと思う。

 

私の前の上司は、オフィスの場所が違って、リモートでのやりとりだった。本当に一緒に働くのが大変な人だった。ものの言い方が上から目線、チームの前で一人のチームメイトを恥ずかしくなるくらい攻め続ける、不適切なことを言う、など。彼とうまくいかなくて辞めた人がたくさんいると会社に入ってから聞いた。

 

ある日、私がうまくまわせなかったZoom会議があって、会議終了直後に電話がかかってきて、「君、この仕事向いてると自分で思ってる?」と聞かれたことがあった。他部署との会議だから、彼だってうちの部署としての意見を言って、私のサポートしてくれたらよかったのに、彼は会議では黙っていた。それなりに経験を積んできた私にとって、傷つく一言だった。

 

こんな感じだから、私もこの上司を働き始めてから、彼からメールや電話が来るとドキドキ不安になったりした。上司は、夢にも出てきて、それは悪夢だった。会社員生活は長いけれど、あんな経験は初めてだった。あの場の、独特な空気を一緒に共有しないとあの気持ちはわからないかもしれない。

 

思い返してみると、今の会社への転職を考えて、この上司となった人と面接しているとき、この人とあわないかも。。。って本当は思った。でも、転職したい気持ちが強くて、いや、勘違いだとその直感を振り払って、転職にした。前職に、ちょっと安い給料のほか、不満はなかったのに。

 

初めて、会社に行って、働き始めて、私の直感があったていて、合わない上司のところに来てしまったと、結構すぐ気づいた。同じオフィスに、チームメイトが1人いて、彼女が本当にいい人だったのに救われた。でも彼女は私が入って4か月後、辞めてしまった。涙を流しながら、つらかった経験を話してくれた。人事と話しても、上司の上司と話しても、状況は変わらなかったと。

 

彼女が去ってから、私はジャッキーと働く機会が増えた。同じZoom会議に出ることも多かったし、私や、チームメイトが上司にみんなの前で、怒鳴られているところも彼女は見ていた。ジャッキーは、私の上司の部下ではなかったけれど、びっくりするくらいのことをいろいろ言われていた。彼女も、人事部、上司の上司、いろいろ訴えたけれど、何も変わらず、結局彼女が去った。

 

彼女が去ってさらに1年半後、私も同じ会社内の移動が決まった。

 

昨日、ジャッキーは緑色の明るいワンピースをきて、元気そうだった。なんでも思ったことをはっきりという人で、しっかり仕事を頑張っているようだった。私たち、結局サラリーマンだから、会社のいろいろ、見えないところもあるよね。辞めることは逃げることとは違うよねと、そんな話をした。あの、空気を一緒に共有して、最後は2人ともあの場から、抜けた。一緒に戦った同誌のような感情をお互いに持っているのだと思う。

 

 

あの、悪夢のような2年半があったから、今のチームに感謝しかない。この感謝の気持ちを学ぶために、あの上司との時間があったのだと思う。このチームに貢献できるように頑張ろうって思う。あの2年半があったから、ずっとサラリーマンを続けることに疑問を持ち始めた。そんなこと、考えたことなかったのに。あの2年半があったから、新しく楽器を習い始めた。ストレスで、会社のことが頭から離れなくなっちゃったから。でも今は、楽器が弾けるようになるのが楽しく思える。

 

人生無駄なことってほんとにないんだな。あの2年半があったから、ジャッキーとも出会えたし。そんな再会だった。