宮下祥子門下生発表会「秋のギターコンサート」終了 | 千葉ソロギターサークル公式ブログ2

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千葉市を中心に活動しているクラシックギターのソロ演奏を趣味とする愛好家団体千葉ソロギターサークルです。アマチュア主体ですがプロやプロを目指す若手も多数在籍。コンサートや各種イベントを開催しギター音楽を紹介。2008年11月19日設立。

【写真1】演奏後の集合写真

 

【写真2】リハーサルの宮下さん

 

【写真3】宮下祥子さんの演奏

 

【写真4】ホール内の様子

 

【写真5】プログラムの表紙

 

【写真6】プログラムの曲目

 

【写真7】北海道組の方々と私

 

【写真8】朝8時55分豊洲に集合

 

【写真9】豊洲シビックセンターの外観

 

【写真10】再開発が進む豊洲駅前(ホール6階の楽屋より)

 

【写真11】打ち上げはイタリアンレストランで

 

【写真12】打ち上げで宮下さんと私

 

【写真13】2次会は居酒屋さん

 

 

ぴかぴか(新しい)
皆さんこんばんは。
先週末9/9(土)12:30~東京・豊洲シビックセンターにて開催された、宮下祥子先生の関東門下生発表会「秋のギターコンサート」に出演しました。
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この関東発表会は今回で9回目となりますが、第1回目は千葉県佐倉市のホールで開催したのが始まりです。その後、舞台を東京に移し朝霞台りとるかりん、GGサロン、瀬谷公会堂、角筈、早稲田スコットホール、ティアラこうとう、等で開催しています。私は第1回目から参加しております。途中2012年~2014年の約2年間ほど仕事で中国に転勤したことで参加できませんでしたが、それ以外は多分全て参加していると思います。
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出演者は東京、神奈川、千葉、埼玉、茨木など関東在住者が中心ですが、今回は札幌からも2名がこの発表会の為に駆けつけ、合計20名が出演しました宮下さんを入れて総勢21名です。豊洲シビックセンターは新しくできたとても響きの良いコンサートホールです。

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私の演奏曲目は予定通り下記2曲、約7分間の演奏をしました。
1.プレリュード~~無伴奏チェロ組曲第1番BWV1007より(J.S.バッハ)
2.サラバンドとドゥーブル~無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番BWV1002より(J.S.バッハ)
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演奏は小さな取りこぼしは有りましたが、大きな乱れは無くまずまずの出来だったと思います。ドゥーブルのテンポが少し早過ぎたのが反省点です。サラバンドとドゥーブルは8~9年前に私が初めて宮下さんのレッスンを受けた時の受講曲でした。会場は池袋のGGサロン。

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他の方の演奏では、やはり門下生の最後に弾いた佐々木巌さんの演奏が素晴らしかったです。ソルのマルボロ―の主題による変奏曲を演奏しましたが、アマチュアのレベルを遥かに超えた素晴らしい演奏でした。流石クラシカル第2位、スペイン第3位の実力者です。
もちろん、主催者としてトリに演奏した宮下さんの演奏も素晴らしかったのは言うまでもありません。バリオスの最後のトレモロ、藤井敬吾の羽衣伝説、アンコールで壺井一歩編曲の新12の歌から1曲の合計3曲を演奏し、聴衆の盛大な拍手を受けていました。

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宮下さんは10/28(土)に東京・近江楽堂でCDギフト再発売記念コンサートを開催します。壺井一歩さんの新12の歌が収録されたCDの全曲演奏を中心としたコンサートです。編曲者の壺井さんも出演してご自身の編曲作品の解説を行うとの事です。
また、このコンサートの楽しみな企画の一つとして、宮下さんの関東門下生が中心になって宮下さんのご結婚を記念してコンサート用ドレスをプレゼントしましたが、このドレスのお披露目コンサートでもあるのです。

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1年ほど前、私は宮下さんが結婚したのを知り何かプレゼントしたいという気持ちになり、関東門下生の方々に声をかけて賛同者を募ってプレゼントが実現しました。
色々な意味でとても楽しみなコンサートですので、お時間のある方は是非聴きにお越しください。

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話がだいぶそれてしまいましたが(笑)、ステージで演奏するにあたって私なりの取り組みについて、少し書いておきます。恐らくこのテーマにつてこんなに詳しく書くのは初めてです。
今回の演奏にあたっては、気心の知れた仲間内の練習会とは違って一般のお客さんが入るコンサートと言う事で、有る明確な目的と手段をもってステージに向かいました。
その目的とは「普段の実力を如何にしてステージ上で発揮できるようにするか」です。いや、出来れば「音楽と一体になって普段の練習以上のものを出したい。」です。
それを実現するためには「雑念を振り払い音楽に集中して演奏する」事が出来るような手段を講じる事が必要です。それに向けた「心・技・体」を準備する事が必要です。

ぴかぴか(新しい)
長くなるのであまり詳しくは書きませんが、体の準備は今回はまずまずできました。ただ、心については十分には達成できませんでした。
簡単に言うと、演奏中に心の中に湧き出てくる「極度の緊張感から来る失敗したくないと言う不安感や、このまま最後までミスなく弾き終えたいと言う欲望」等と言った音楽と全く関係のない「雑念」と、こう弾きたいという理想の音楽表現との戦いです。演奏中に心の中で繰り広げられる「音楽と雑念」の格闘です。
今回の演奏は、割合でいえば5対5程度でした。それ程悲観的な割合ではありませんでしたが、理想は10対0です。今後も理想を追いかけてステージに向かいたいと思います。
技については現状の自分の演奏技術が、あまりにも自分の理想と程遠い未熟なものなので、あえて触れませんが(笑)、少しでも理想の演奏が実現できるように日々精進して技を磨いていくしかないと思っています。練習しすぎて故障しないように体と相談しながらの、終わり無き挑戦ですね。
最終的には理想の「心・技・体」を目指していきますが、会社員の身ですので音楽に費やせる時間があまりにも少ないのが現実です。しかし、現状で出来る最高の演奏を目指して取り組んでいきたいと思います。
なお、このテーマについては、今回は本番前に敢えて宮下さんにお話をして、実践してみました。演奏後にも打上げでこの件について相談に乗って頂き、宮下さん流に言えば「心の扉を開ける」精神状態に持ち込めると良いね、と言う貴重なアドバイスも頂きました。スポーツでいうところの「ゾーンに入る」という事だと思います。恐らくゾーンに入る事が出来れば、音楽に没頭したままいつの間にか曲が終わっている、と言う幸せな状況が実現できるのでしょう。

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発表会終了後は会場近くのイタリアンレストランで打上げ、場所を移して居酒屋さんで2次会まで参加して、ここでは言えないような(笑)楽しくもディープな?色々な話で盛り上がり、楽しいイベントが終了しました。

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