【写真4】演奏中の小暮浩史さん3
皆さん、こんにちは。
8/13(土)に小暮浩史ギターリサイタルin千葉を無事開催終了しましたので報告します。
このコンサートは、今や日本の若手を代表するギタリストの一人に成長した小暮浩史さんを千葉市にお招きして、待望のソロコンサートを開催することを約1年前に計画・企画し、実現させたものです。
小暮さんは東京出身。2014年よりフランス、ストラスブール音楽院に留学し研鑚を積んでいます。今回は一時帰国して留学の成果を披露する注目のコンサートでした。
小暮さんと私の出会いは7年ほど前、小暮さんがまだ大学生のころでしたが、当時から誠実な人柄と音楽に真摯に向き合うひたむきな姿勢は印象に残っています。
クラシックギターは大学入学後に始めたとの事ですが、幼少の頃からピアノを学び、アコースティックギターを弾いていた素養があり、クラシックギターでもすぐに才能を開花させ世界的ギタリスト福田進一氏の目に留まり、氏のプロデュースで2013年にCDデビューを果たす幸運にも恵まれています。近年着実に成長する姿を見るにつけ感慨深い思いがあります。
果たして、この日のリサイタルでは、私の期待通りの素晴らしい演奏をしてくれました。特にバッハのプレリュード、フーガ、アレグロBWV998の名演は素晴らしかったです。演奏後にはブラボーの声もかかりました。
アセンシオ、ドメニコーニ、ダンジェロなどの近現代曲、アグアドやタレガなどの古典・ロマン派の重量級プログラムも聴きごたえがありました。ダウランドやマイヤースで聴かれた音の美しさは特筆ものです。最初ご提案頂いた曲目がちょっとマニアックだったので、バリオスの大聖堂やカヴァティーナなど有名曲も追加していただきました。
小暮さんは何といっても音が美しい。クラシックギターの一番の魅力とも言える美しい音を響かせることができる演奏家です。美しい音だけではなく、硬い音や柔らかい音、ピアノからフォルテまで、音楽の内容に即した多彩な音色を駆使して、繊細かつダイナミックで逞しい音楽を表現してくれました。
ギターでは難しいレガートの自然さも特筆ものです。技術的にも高度であり、複雑な運指や早いパッセージも鮮やかに弾き進む姿は、自然な音楽性・表現力、曲の構成や様式を弾き分ける能力などと相まって聴く人をギターの魅力、音楽の魅力で惹きつけてくれました。
会場の千葉市美浜文化ホール・音楽ホールはギターに最適で、千葉県屈指の素晴らしい響きを持つ音楽専用ホールですが、小暮さんの美しく逞しい音が会場の響きとの相乗効果で、客席の全員がギターの美しい音色に包まれ、心行くまで音楽を楽しめたと思います。
多数書いていただいたアンケートでも、音が美しい、表現力が豊か、感動した、またぜひ聴きたい等の言葉があり、お客さんもギター音楽の魅力を堪能できたことが伺えました。終演後は、演奏の素晴らしさを伝える声を多数耳にしました。主催者としてとても嬉しく思います。
フランス留学も約2年が経過し、所定のコースがほぼ終了したとの事ですが、さらに追加で2年間延長する予定との事ですので、さらなる成長が期待できます。
既に高いレベルに到達していますが、これからもさらなる高みを目指して、ギターの魅力、音楽の素晴らしさを伝えられる演奏家、音楽家となって頂きたいものです。今後の成長と活躍を期待しています。
会場では2013年にリリースしたデビューCD「舞踏の旋回」を販売したいと思っていましたが、何と売り切れてもう在庫が無いとの事で販売は出来ませんでした。ぜひ追加生産して欲しいものです。
これまで私は、高校生や大学生の若手を支援する目的で「ギターコンクール優勝者の競演」シリーズのコンサートを12回開催しましたが、2010年に開催した第1回目に小暮さんも出演しており、トータルで3回出演して頂いています。
この優勝者の競演シリーズは、2~6名のジョイント形式で開催してきましたが、その出演者の中からソロリサイタルの第1号として今回小暮さんに出演していただきました。ジョイントではなくソロコンサートを開催するに相応しい実力があると思ったからです。
会場にはチリ人ギタリストのアレクシス・バジェホスさんや、美人ギタリストの松澤結子さんも駆けつけてくれました。そして何と今話題のあのミスターKの姿も、、、千葉でもアポヤン道の布教活動?をするつもりなのか(笑)。
打ち上げはいつものように、会場近くのロイヤルホストで10名で開催。小暮さんを囲んで色々な話題で盛り上がり、親睦を深めてお開きとなりました。またいつかコンサートを開催できる日を楽しみにしています。その時はよろしくお願いします。
主役の小暮さんはじめ、スタッフ協力して下さった千葉ソロギターサークルの方々、応援して下さった全ての方々、そして何よりも当日お越し下さったお客様に心より感謝いたします。皆さんありがとうございました。
さて、6連休のお盆休みも本日が最終日。皆さんはいかがお過ごしですか?私は昨日はギターのレッスン日で池袋まで遠征。本日は台風接近中で荒れ模様ですので、室内でギターの練習をしてオリンピックを見てリフレッシュし、明日からの仕事に備えたいと思います。
【イベント概要】
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【イベント名称】小暮浩史ギターリサイタルin千葉
【出演】小暮浩史(ギター)
【日時】2016年8月13日(土)開場13:45、開演14:00
【会場】千葉・千葉市美浜文化ホール・音楽ホール(定員150名)
【主催】千葉ソロギターサークル(代表:上原淳)
【後援】千葉市教育委員会/大人のソロギターサークル
【協賛】現代ギター社/ギターショップ・アウラ/クロサワ楽器店/島村楽器イオンモール幕張新都心店
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【プログラム】
<第1部>
1.ファンシー(J.ダウランド)
2.ファンタジア第7番(J.ダウランド)
3.序奏とロンド(D.アグアド)
4.プレリュード、フーガとアレグロBWV998(J.S.バッハ)
5.二つのリディア調の歌(N.ダンジェロ)
―休憩―
<第2部>
6.トッカータ・イン・ブルー(C.ドメニコーニ)
7.カヴァティーナ(S.マイヤース)
8.大聖堂(A.バリオス)
9.内なる想い(V.アセンシオ)
10.グラン・ホタ(F.タレガ)
<アンコール>
1.ロマンティックなワルツ第一番(E.フェニシオ)
以上。
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