【写真6】終演後のロビーで建さんと言葉を交わすために列を作る多数のお客さん
【写真8】会場前の広場では珍しいクラシックギターのストリートパフォーマンスがあった。カナダ人との事。(オマケ)
皆さんこんばんは。
昨日5/21(土)建孝三ギターリサイタル鑑賞してきました。
会場はクラシック音楽のメッカ、東京文化会館の小ホール。ギター1本のリサイタルですが、多数のお客さんが来ていました。
前半がオペラのアリアを題材にしたギターオリジナル曲、後半が讃歌をテーマにした曲集でしたが、ブリテンのノクターナルや、ジュリアーニのロッシニアーナ第1番など大曲を並べた重厚なプログラムで聴きごたえがありました。
建さんのサントス・エルナンデスのギターはしっかりと会場いっぱいに響いていました。1曲目は少し音が硬いかなとも感じましたが、弾き進むにつれて次第に柔らかい音や重みのある音になり、伸びのある高音と迫力のある低音のバランスも良く、楽器の性能を出し切るタッチと確実なテクニックは素晴らしかったです。演奏家・音楽家としての素晴らしさを改めて感じました。アンコールのバーデン・ジャズ組曲まで聴衆を魅了していました。
以下、建さんのFacebookページより曲目などを引用します。
KOZO TATE GUITAR RECITAL
21, 5, 2016 Tokyo Bunka-kaikan
Fantasy on Theme from Verdi's Rigoletto Op.63/J.K.Mertz
Fantasy on Theme from Verdi's Traviata/J.Arcas
Variations on Theme from Mozart's Magic Flute Op.9/F.Sor
Rossiniana No.1 Op.119/M.Giuliani
Nocturnal Op.70/B.Britten
Omenaje "Le Tombeau de Debussy"/M.de.Falla
Hommage a Tarrega/J.Turina
Capriccio Diabolico/M.Castelnuovo Tedesco