【写真4】集合写真(右端がオーナーの徐さん、左端が案内役の孫さん)
皆さんこんばんは。
本日、中国・広州市内のクラシック・ギター専門店「吉他时代(ギター時代)」を訪問しましたので写真付でレポです。
案内してくれたのは中国のギターの友人、孫文輝氏。孫さんはフラメンコを愛好する方ですが、クラシックの曲も少し弾きます。私たちの会話はほぼ英語です(笑)。
自宅の最寄駅から地下鉄で約45分で「吉他时代」の最寄駅に到着。ちなみに電車代は7元(約100円)。
駅で孫さんの車に乗り込み、ショップまで連れて行ってくれました。本日は、3月に訪問したショップの苦労が嘘のように、時間通りすんなりとお店に行けました。少しは中国に慣れてきたのかな(笑)。
お店の形態ですが、前回のショップ広州美徳琴行と同じように、今回の店もアパートの室内に店舗を構えていました。
表には看板なども無く、一般のお客さんがふらっと立ち寄る事は絶対にできない店舗です。店舗と言うよりアパートの一室にギターを並べている感じです。
中国ではこの形態が一般的なのか、たまたま2店続けてこのような店舗にぶつかってしまったのかは不明だが。
店内に入るとショップオーナーの徐宇雅氏(28歳)が笑顔で迎えてくれました。
店内を見渡すとガラス張りの立派なギターの陳列棚が6個ありました。
店内に並べきれない楽器は、リクエストに応じて奥の部屋から色々な楽器をたくさん出してきてくれます。
室内には子部屋がたくさんあり、楽器倉庫になったり、恐らくオーナーや店員さんの寝室もあると思われます。
そして深々とした立派な応接セットがあり、ここでギターを弾いたり談笑して楽しく過ごしました。
さて楽器の品ぞろえですが、前回の広州美徳琴行よりははるかに色々な楽器が在庫していました。
試奏したり、値段を聞いたりしたのは弾いた順に下記の通り。ほとんど2012年製の新作です。
・アストリアス・ロマニロスモデル31,000元(約43万円)
・アストリアス・ダマンモデル(ダブルトップ)41,000元(約57万円)
・アストリアス・トーレスモデル41,000元(約57万円)
・中国製の手工ギター・アルタミラ26,000元(約36万円)
・ドイツ製ギター(名称未確認だが、ハウザー等一般的な名器では無かった)90,500元(約126万円)
・ラミレス・エステューディオモデル14,100元(約19万円)
・ラミレス・SPRモデル39,000元(約54万円)
値段は適当と言う感じ(笑)。値引き交渉はしなかったが、結構値切ってくれそうな雰囲気があった。
またこの店も、広州美徳琴行のオーナー同様、中国製の自社ブランド品を制作・販売していた。例によって自社ブランド品にはラベルが貼っていなかった(笑)。
オーナーの徐さんは28歳と若い。こちらの方々は若くして独立して店舗を構えたり、自社ブランドを立ち上げたりと意気盛んな感じが伝わってくる。
広州美徳琴行のオーナーも30歳前後でお店を立ち上げたよう。
上記モデルを試奏した感じでは、アストリアスが一番音が良かった。
特にダブルトップのダマンモデルは飛び抜けて良かった。艶やかな高音と、轟くような重低音のバランスも絶妙と言う感じ。指板の高音域がセミ・レイズドフィンガーボードになっているのも弾きやすさを助ける。
値段は約57万円との事だったが、日本で購入したらいくら位だろう?あまり変わらないかも。こちらの方々の平均年収くらい高価です。
ドイツ製のギターはブランドを確認しなかったが、あまり良い音では無かった。ちょっと湿ったと言うか暗い感じで、いかにも鳴りません(笑)と言った趣。
中国製の手工ギターは全体的に音が細く、強いタッチで弾くと全てつぶれる感じ。音の抜けも今一つ。広州市が非常に高温多湿の地域なので、楽器の制作にはあまり向いていないのかも知れない。
オーナーの徐さんはとても優しく、物腰も柔らかい好青年で好感が持てた。
ギターも上手で、タレガのアデリータを弾いてくれたが、かなり短い爪で、柔らかい丸い温かみのある音を丁寧に出していたのが印象に残った。右手のタッチにはかなりの研究をしていると思われ、音量は小さ目だが本物のギターの音を出していた。
同席していた方々に次々にギターを弾いてもらいましたが、皆さん結構日本の曲を弾いていました。横尾さんのさくら変奏曲とか、ジブリの天空のラピュタ、童謡のちょうちょなど。私ももちろん弾きましたので、さながら中国版プチ発表会と言った趣でした。
政治的には友好的とは言えない両国ですが、音楽に国境は無いんだな、と強く感じました。私の事も本当に良くもてなしてくれました。
案内人の孫さんが、事前にアポを取ってくれていたので、お店にはオーナーの友人たちが集まっていた。私の事を、日本からギターの上手い人が来るらしい、と宣伝していた模様(笑)。
私は期待に応えて?色々な曲を一杯弾きました(笑)。
・バッハのサラバンドとドゥーブルBWV1002
・V=ロボスの前奏曲第4番
・ブローウェルの舞踏礼賛
・禁じられた遊び
・ラグリマ
・ジュリアーニのアレグロ・ヴィヴァーチェ(覚えたての来年のクラシカルの課題曲、人前初演奏!)
・アランフェス協奏曲の第2楽章(ピアノ伴奏なし・笑)
・ソルの月光(店内にいた若い中国人の方と2重奏)
・バッハのリュート組曲4番の前奏曲の一部、等など・・・。
2時半頃から5時半頃まで約3時間、楽しく過ごしてきました。
オーナーさんも、また是非遊びに来てください、メールも下さいとの事でした。
私も、amebloの千葉ソロギターサークル公式ブログ2のURLを紹介してきました。きっとこの記事も読んでいると思いますが、日本語が分からないので写真を見るだけかも。いやいや、結構本音でズバズバ書いていますので、読まれるとちょっとマズいかも(笑)。まあ、笑って許してくださ~い。
という事で、前回とは雲泥の差の順調な楽器店訪問でした。また次回の別の楽器店の訪問記もお楽しみに!
今回訪問した「吉他时代」のWEBサイト。
http://


