心情の故郷、清平のあちらこちらで花咲く春の風景は天国そのものです。
生命水広場では、聖地を往来する修錬生を見守る山茱萸(サンシュユ)が愛する人を待っているかの様に芳しく咲いています。
そして天心湖には、カモの群れが仲良く泳いでいました。何の迷いなく進む姿が颯爽(サッソウ)としていました。
薄ピンクの花は、春の訪れを告げる花として知られるカラムラサキツツジです。
1週間程で散ってしまいます。
花々が「美しい姿を見て!」と言わんばかりに凛と咲いているので、つい目を合わせたくなりました。
どの花も、あ~私の為に咲いてくれているんだな~と思えてくるほどです。
迷いのない本性は肯定的な善意に満ちています。
信じているから進むことができると言わんばかりです。
けして悩んで咲く花もなければ、苦しんで飛ぶ鳥もいないように・・・・
美しさは競争ではなく調和なのかもしれません。
清平の春は平和そのものです。


