
アニメーションの意味
アニメーションというと、一般的にはテレビや映画でキャラクターが繰り広げる世界や物語を想像するかもしれません。アニメーションの歴史をさかのぼってみても、世界的にはウォルト・ディズニーが築きあげてきたアニメーションの歴史と業績は非常に強く、大衆への影響力も非常に大きなものでした。そのような意味で、私たちがアニメーションという言葉を聞いたときキャラクターが動き出す世界や物語を想像してしまうというのは、ディズニーのような強い影響を私たちは少なからず受けているのです。
もちろん、世代や環境によって、アニメーションに対する印象や価値観は異なってくると思います。少なくとも日本の場合でもディズニーの影響は非常に大きいはずです。また、日本の場合は東映アニメーションやその他のアニメプロダクションも多数かまえておりますので、アニメーションすなわちアニメと呼ばれる文化は、日本国内ではますますキャラクターによって生み出される世界観として、認識されているのではないでしょうか。
アニメーションの語源はラテン語のanima【魂・生命】
言葉の語源を調べてみるとおもしろいのですが、アニメーションという言葉の語源はラテン語のanima【魂•生命】であるといわれております。例えばマンガの世界のキャラクターに動きをだしたときに初めて、そのキャラクターに生命が吹き込まれアニメーションとなるのです。そのような意味では、例えばその動く被写体が必ずしもキャラクターでなくとも、アニメーションとよぶ映像はつくることができます。その動く物体や被写体が円や四角形など無機質なものであっても、それらを動かしてあげることで、生命は溢れ出すのです。
物体が動くアニメーション『第七印象』
そこで私が感じたことは、アニメーションというのはひとつの魂を表現するための手段であり、鼓動そのものなのだということです。日本人は、古来祭りというひとつの表現方法によって、自らの地域の伝統や文化を絶えず表現してきました。アニメーションというのもまた、そのような自己表現としての魂の表現方法なのです。第七印象は、東北で生まれた、東北人によるアニメーションのひとつです。ディズニーやスタジオジブリなど、キャラクターが愉快に演出する世界もアニメーションとよべますし、上記で紹介した第七印象もまた、アニメーションとよぶことができます。生まれた地域や場所・更には制作者がそれぞれ全くことなりますので、同じアニメーションであっても、作品の内容は全く違います。
自主制作アニメーションの芸術性
テレビや映画などでは、なかなか上記のようなアニメーションをみることはできませんが、自主制作アニメーションや映像を制作している学生や作家もたくさんいます。そのような方々が集まったコンペティションや上映会には非常に魅力があり、芸術性を強く感じる作品がたくさんあります。
日本では、アヌシー国際アニメーション映画祭、オタワ国際アニメーションフェスティバル、ザグレブ国際アニメーション映画祭に並ぶ、広島国際アニメーションフェスティバルが催されます。数日間に渡り、タイムテーブルに沿っていくつもの映像を楽しむことができます。テレビや映画で閲覧できるようなアニメーションだけではなく、自主制作によるアニメーションや映像は、新鮮で斬新な刺激を与えてくれ、我々の感性を大事に育む重要なコンテンツとなります。
アニメーション 東北