1. 基本的なセキュリティ対策

1.1. ウイルス対策ソフトの導入

  • 推奨ソフトウェア: Microsoft Defender(Windows標準)、または、Bitdefender、Norton、Kasperskyなどの信頼性の高いウイルス対策ソフトウェアを使用します。
  • 定期的なスキャン: 定期的にフルスキャンを実施し、最新のウイルス定義を維持します。

1.2. Windows Updateの適用

  • 手順: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」から、最新のセキュリティパッチやアップデートを適用します。これにより、脆弱性を修正し、最新の保護を受けることができます。

2. アカウントと認証の強化

2.1. 強力なパスワードの使用

  • 推奨: 長くて複雑なパスワード(例: 12文字以上、数字、記号、大文字、小文字を含む)を使用します。パスワード管理ツール(LastPass、1Passwordなど)を活用して、複雑なパスワードを生成・管理します。

2.2. 多要素認証(MFA)の設定

  • 手順: 「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」から、PINや生体認証(顔認証、指紋認証)を設定し、二段階認証(2FA)を導入します。重要なアカウントには、Google AuthenticatorやAuthyなどのアプリを利用して多要素認証を追加します。

2.3. アカウントのアクセス権限の管理

  • 手順: 「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」から、アカウントの種類を管理し、必要のない管理者権限を削除します。標準ユーザーアカウントを使用することで、リスクを低減します。

3. ネットワークと通信の保護

3.1. ファイアウォールの設定

  • 手順: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows セキュリティ」→「ファイアウォールとネットワーク保護」から、ファイアウォールを有効にし、ネットワークトラフィックを監視・制御します。

  • 外部ファイアウォール: ルーターに内蔵されたファイアウォールも設定し、不要なポートを閉じます。

3.2. VPNの利用

  • 推奨: 公共のWi-Fiネットワークを使用する際には、信頼できるVPNサービス(NordVPN、ExpressVPNなど)を利用して通信を暗号化します。これにより、データの盗聴や中間者攻撃を防ぎます。

3.3. DNSセキュリティの強化

  • 手順: 公開DNSサーバー(Google DNS、OpenDNSなど)を設定し、悪意のあるサイトへのアクセスをブロックします。「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」→「アダプターのオプションを変更する」から、DNS設定を変更します。

4. データの保護とバックアップ

4.1. データの暗号化

  • BitLockerの利用:
    • 手順: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「デバイス暗号化」または「BitLocker ドライブ暗号化」から、ドライブを暗号化します。これにより、デバイスが盗まれた場合でもデータを保護できます。

4.2. 定期的なバックアップ

  • 手順: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」から、バックアップドライブを設定し、定期的にファイルやシステムイメージのバックアップを取ります。また、クラウドバックアップサービス(OneDrive、Google Driveなど)を利用するのも有効です。

5. ソフトウェアとアプリケーションの管理

5.1. アプリケーションのアップデート

  • 手順: アプリケーションやソフトウェアを常に最新のバージョンに保ち、セキュリティパッチや更新を適用します。特にブラウザやセキュリティ関連のアプリケーションは、脆弱性が修正されることが多いです。

5.2. 不要なアプリケーションの削除

  • 手順: 「設定」→「アプリ」から、不要なアプリケーションやソフトウェアをアンインストールし、セキュリティリスクを減少させます。

6. トラブルシューティングと監視

6.1. イベントビューアーの使用

  • 手順: Win + X →「イベントビューアー」を選択し、システムやアプリケーションのログを確認します。これにより、セキュリティ上の問題や異常を早期に発見できます。

6.2. セキュリティレポートの確認

  • 手順: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows セキュリティ」→「セキュリティダッシュボード」から、セキュリティの状態や最近のアクティビティを確認します。

7. セキュリティ意識の向上

7.1. フィッシングや詐欺の防止

  • 教育: フィッシングメールや怪しいリンクに注意し、メールやウェブサイトのURLを確認して不正なサイトへのアクセスを防ぎます。

7.2. 定期的なセキュリティチェック

  • 手順: 定期的にセキュリティ設定を見直し、脆弱性スキャンツールを使用してシステムのセキュリティをチェックします。

1. デスクトップのカスタマイズ

1.1. 壁紙とテーマの変更

  • 壁紙の設定:

    • 手順: デスクトップを右クリックし、「個人設定」を選択します。「背景」タブから、任意の画像やスライドショーを選択して壁紙を変更します。
  • テーマの選択:

    • 手順: 「個人設定」の「テーマ」タブから、既定のテーマを選択するか、新しいテーマをダウンロードして適用します。テーマには、デスクトップの背景、ウィンドウの色、サウンドなどの設定が含まれています。

1.2. アイコンとタスクバーのカスタマイズ

  • アイコンの変更:

    • 手順: デスクトップを右クリックし、「個人設定」→「テーマ」→「デスクトップ アイコンの設定」から、アイコンの変更や追加が可能です。
  • タスクバーのカスタマイズ:

    • 手順: タスクバーを右クリックし、「タスクバーの設定」から、アイコンのサイズ、位置、透明度の設定などを行います。また、「タスクバーの位置」を変更して、画面の上部、下部、左側、右側に配置できます。

1.3. ウィンドウのカスタマイズ

  • ウィンドウのスナップ機能:

    • 手順: ウィンドウをドラッグして画面の端に寄せると、自動的にサイズが調整されます。「設定」→「システム」→「マルチタスク」からスナップ機能の詳細設定を調整できます。
  • ウィンドウの透明度:

    • 手順: 「設定」→「個人設定」→「色」→「透過効果」から、ウィンドウやタスクバーの透明度を調整します。

2. スタートメニューとスタート画面のカスタマイズ

2.1. スタートメニューの配置

  • タイルの整理:

    • 手順: スタートメニューを開き、タイルをドラッグ&ドロップで整理します。よく使うアプリをタイルとして追加し、位置をカスタマイズできます。
  • スタートメニューのサイズ変更:

    • 手順: スタートメニューの端をドラッグしてサイズを調整できます。

2.2. スタートアップフォルダーの管理

  • スタートアップフォルダーの設定:
    • 手順: Win + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「shell」と入力してEnterキーを押します。スタートアップフォルダーが開くので、ここにアプリケーションのショートカットを追加すると、PC起動時に自動でアプリが起動します。

3. ファイルエクスプローラーのカスタマイズ

3.1. クイックアクセスの設定

  • クイックアクセスのカスタマイズ:

    • 手順: ファイルエクスプローラーを開き、「クイックアクセス」の下に表示される「最近使ったファイル」や「よく使うフォルダー」を右クリックして「クイックアクセスにピン留めする」を選択します。
  • クイックアクセスの非表示:

    • 手順: 「設定」→「個人設定」→「クイックアクセス」から、「最近使ったファイル」と「よく使うフォルダー」の表示をオフにすることができます。

3.2. ファイルエクスプローラーの表示設定

  • 詳細表示とカスタムビュー:

    • 手順: ファイルエクスプローラーで「表示」タブから「詳細」ビューや「アイコン」ビューなど、表示形式を変更します。また、列の追加や削除、幅の調整も可能です。
  • フォルダーオプションの設定:

    • 手順: 「表示」タブから「オプション」→「フォルダーと検索オプションの変更」を選択し、ファイル表示の詳細設定やナビゲーションペインの設定を行います。

4. ショートカットキーと操作のカスタマイズ

4.1. ショートカットキーのカスタマイズ

  • ショートカットの作成:
    • 手順: デスクトップを右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択し、アプリケーションやフォルダーへのショートカットを作成します。ショートカットキーを設定するには、ショートカットアイコンを右クリックし、「プロパティ」→「ショートカット」タブで「ショートカットキー」を設定します。

4.2. PowerToysの活用

  • PowerToysのインストールと設定:
    • 手順: Microsoftから提供されている「PowerToys」をインストールし、さまざまな便利なツールを追加します。例えば、「FancyZones」でウィンドウのスナップ領域をカスタマイズしたり、「PowerRename」でファイル名の一括変更を行ったりできます。

5. セキュリティとプライバシーのカスタマイズ

5.1. アカウントとサインインの設定

  • アカウントの種類の変更:

    • 手順: 「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」から、アカウントの種類を変更(管理者アカウントや標準ユーザーなど)できます。
  • パスワードとPINの設定:

    • 手順: 「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」から、パスワードやPIN、顔認証、指紋認証など、サインインオプションを設定します。

5.2. プライバシー設定のカスタマイズ

  • アプリのアクセス許可の管理:

    • 手順: 「設定」→「プライバシー」から、カメラ、マイク、位置情報などのアクセス許可を管理します。アプリごとにアクセス権を設定することで、プライバシーを保護します。
  • 広告IDの管理:

    • 手順: 「設定」→「プライバシー」→「一般」から、「広告 ID のリセット」や「広告 ID の使用を制限する」を設定し、オンライン広告のパーソナライズを制御します。

まとめ

Windowsのカスタマイズを活用することで、自分だけの快適な作業環境を作り上げることができます。デスクトップの外観から、ファイルエクスプローラーの表示設定、セキュリティの設定まで、多岐にわたるカスタマイズが可能です。これらのテクニックを駆使して、自分にとって最適なPC環境を整え、作業効率を向上させましょう。

はじめに

Windowsは非常に強力で多機能なオペレーティングシステムですが、その全機能を活用するには一定の知識と技術が必要です。この記事では、PCのパフォーマンスを最大化し、トラブルシューティングを効率的に行うための上級者向けテクニックを紹介します。

1. 高度なシステム設定とパフォーマンスチューニング

1.1. システムのパフォーマンスを最適化する

  • msconfigを使用した起動設定のカスタマイズ:
    • 手順: Win + R を押して「msconfig」と入力し、Enterキーを押します。「スタートアップ」タブで不要なスタートアッププログラムを無効にすることで、起動時間を短縮できます。
  • パフォーマンスオプションの調整:
    • 手順: 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」→「パフォーマンス設定」から、「パフォーマンスを優先する」を選択し、視覚効果を最小限に抑えます。

1.2. レジストリの最適化

  • レジストリのクリーンアップ:

    • ツール: CCleaner などのレジストリクリーンアップツールを使用して、不要なエントリを削除します。
    • 注意: レジストリを編集する前には必ずバックアップを取りましょう。
  • パフォーマンス改善のためのレジストリ設定:

    • : ネットワークパフォーマンスを向上させるために、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\ParametersTcpAckFrequencyTcpNoDelay を設定します。

2. 高度なネットワーク設定とトラブルシューティング

2.1. ネットワークのトラブルシューティング

  • ネットワーク診断ツールの活用:

    • コマンド: netsh wlan show interfaces で、Wi-Fiの状態を詳細に確認できます。また、pingtracert コマンドでネットワークの遅延やパケットロスを検出します。
  • DNSキャッシュのクリア:

    • コマンド: ipconfig /flushdns を実行して、DNSキャッシュをクリアします。これにより、DNS関連の問題を解決できる場合があります。

2.2. 高度なネットワーク設定

  • QoSポリシーの設定:

    • 手順: 「グループポリシーエディター」 (gpedit.msc) を開き、「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「ネットワーク」→「QoSパケットスケジューラ」で、帯域幅の制限などのポリシーを設定します。
  • ネットワークアダプターの詳細設定:

    • 手順: 「デバイスマネージャー」からネットワークアダプターを右クリックし、「プロパティ」→「詳細設定」タブで、パフォーマンスに影響する設定(例: 「Large Send Offload」)を調整します。

3. トラブルシューティングとシステム復旧

3.1. 高度なトラブルシューティング

  • イベントビューアーの活用:

    • 手順: Win + X → 「イベントビューアー」を選択し、システムやアプリケーションのエラーや警告をチェックします。問題の原因を特定するのに役立ちます。
  • ドライバーの競合を解決:

    • コマンド: driverquery でインストールされているドライバーの一覧を表示し、問題のあるドライバーを特定して更新または削除します。

3.2. システム復旧とバックアップ

  • システムイメージの作成:

    • 手順: 「コントロールパネル」→「バックアップと復元」→「システムイメージの作成」で、システム全体のバックアップを作成します。これにより、システム障害時に完全な復旧が可能になります。
  • システムの復元ポイントの設定:

    • 手順: 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの保護」タブから、復元ポイントを作成して、重大な変更があった場合にシステムを元の状態に戻せます。

4. パフォーマンスモニタリングと最適化

4.1. パフォーマンスモニタリングツールの使用

  • リソースモニター:

    • 手順: Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブの「リソースモニター」を選択して、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用状況を詳細に監視します。
  • パフォーマンスモニタ:

    • コマンド: perfmon を実行して、「パフォーマンスモニタ」でカスタムカウンタを追加し、詳細なパフォーマンスデータを収集します。

4.2. 自動化スクリプトの活用

  • PowerShellスクリプト:
    • : 定期的なシステムチェックやメンテナンス作業を自動化するために、PowerShellスクリプトを作成します。Get-EventLog コマンドレットを使って、特定のログエントリを自動で収集するスクリプトなどが考えられます。

まとめ

Windowsの上級者向けテクニックを駆使することで、PCのパフォーマンスを最大化し、トラブルシューティングを効率的に行うことができます。高度なシステム設定やネットワークのカスタマイズ、トラブルシューティングツールの活用などを駆使して、より快適なPCライフを実現しましょう。これらのテクニックをマスターすることで、PCの問題解決能力が格段に向上し、よりスムーズな操作が可能になります。

上級者向けはこちら

https://ameblo.jp/csfcg/entry-12864731559.html

 

1. ショートカットキーを活用する

  • Win + E: ファイルエクスプローラーを開く。
  • Win + D: デスクトップを表示/非表示にする。
  • Alt + Tab: 開いているアプリケーションを切り替える。
  • Ctrl + Shift + Esc: タスクマネージャーを直接開く。

2. 仮想デスクトップを使う

  • Win + Ctrl + D: 新しい仮想デスクトップを作成する。
  • Win + Ctrl + 左/右矢印: 仮想デスクトップ間を移動する。

仮想デスクトップを使うことで、異なる作業を整理しやすくなります。

3. ディスククリーンアップを定期的に実行

  • 手順: 「スタートメニュー」から「ディスククリーンアップ」を検索して実行。
  • 説明: 不要なファイルやキャッシュを削除し、ディスクスペースを空けることでPCのパフォーマンスが向上します。

4. スタートアッププログラムを管理

  • 手順: タスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブを選択。
  • 説明: 起動時に自動で開始するプログラムを管理し、PCの起動時間を短縮します。

5. 自動バックアップを設定

  • 手順: 「設定」→「更新とセキュリティ」→「バックアップ」から「ドライブの追加」を選択。
  • 説明: 定期的なバックアップを設定することで、データの紛失や障害から守ることができます。

6. Windowsの設定をカスタマイズ

  • 夜間モード: 「設定」→「システム」→「ディスプレイ」から「夜間モード」をオンにし、目の疲れを軽減します。
  • パフォーマンスの最適化: 「設定」→「システム」→「バージョン情報」→「システムの詳細設定」→「パフォーマンスの設定」から、パフォーマンスを最適化します。

7. キーボードショートカットで作業を効率化

  • Win + L: PCをロックする。
  • Win + S: Windows検索を開く。
  • Win + R: 「ファイル名を指定して実行」を開く。

8. タスクバーのカスタマイズ

  • ツールバーの追加: タスクバーを右クリックし、「ツールバー」から「新しいツールバー」を選択し、よく使うフォルダやアプリを追加します。
  • アイコンのサイズ変更: タスクバーを右クリックし、「タスクバーの設定」からアイコンのサイズを変更します。

9. ショートカットでファイルやフォルダを整理

  • デスクトップにショートカットを作成: よく使うアプリケーションやフォルダのショートカットをデスクトップに置くとアクセスが容易です。
  • ファイルをドラッグ&ドロップで整理: 必要なファイルやフォルダをドラッグして、整理整頓します。

10. PCのパフォーマンスを向上させる

  • 不要なプログラムのアンインストール: 「設定」→「アプリ」から不要なアプリケーションをアンインストールしてディスクスペースを確保します。
  • RAMの増設: PCのパフォーマンスが低下している場合、RAMを増設することでスムーズな動作を実現できます。

11. システムの健康を維持

  • ウイルススキャン: 定期的にウイルススキャンを実行し、PCを安全に保ちます。
  • ドライバーの更新: 「デバイスマネージャー」からドライバーを確認し、最新の状態に保ちます。

12. コマンドプロンプトで効率的な操作

  • ipconfig /flushdns: DNSキャッシュをクリアしてネットワーク接続の問題を解決します。
  • sfc /scannow: システムファイルチェッカーを実行し、システムファイルの破損を修復します。

まとめ

これらの裏技やテクニックを駆使することで、PCの操作性やパフォーマンスを向上させ、より快適なPCライフを実現できます。日常的にこれらの方法を取り入れることで、作業効率が上がり、PCのトラブルも減少するでしょう。

1. ファイルおよびディレクトリ操作

  • cd [ディレクトリ名]: 現在のディレクトリを変更します。

    • 例: cd C:\Users\YourUsername\Documents
  • dir: 現在のディレクトリの内容を表示します。

  • mkdir [ディレクトリ名]: 新しいディレクトリを作成します。

    • 例: mkdir NewFolder
  • rmdir [ディレクトリ名]: 空のディレクトリを削除します。

    • 例: rmdir OldFolder
  • del [ファイル名]: ファイルを削除します。

    • 例: del oldfile.txt
  • copy [ソース] [宛先]: ファイルをコピーします。

    • 例: copy file.txt D:\Backup\file.txt
  • xcopy [ソース] [宛先] /s /e: ファイルとディレクトリをコピーします(サブディレクトリも含む)。

    • 例: xcopy C:\Source D:\Destination /s /e
  • move [ソース] [宛先]: ファイルやディレクトリを移動します。

    • 例: move file.txt D:\Destination\file.txt

2. システム情報

  • systeminfo: コンピュータの詳細なシステム情報を表示します。

  • hostname: コンピュータのホスト名を表示します。

  • ver: Windowsのバージョンを表示します。

  • tasklist: 現在実行中のプロセスの一覧を表示します。

  • taskkill /pid [PID]: 指定したプロセスID(PID)のプロセスを終了します。

    • 例: taskkill /pid 1234

3. ネットワーク操作

  • ping [ホスト名またはIPアドレス]: ネットワーク接続の確認を行います。

    • 例: ping google.com
  • ipconfig: ネットワークインターフェースの設定情報を表示します。

  • tracert [ホスト名またはIPアドレス]: ネットワーク経路をトレースします。

    • 例: tracert google.com
  • netstat: ネットワーク接続やポートの状態を表示します。

  • nslookup [ドメイン名]: ドメイン名のDNS情報を取得します。

    • 例: nslookup google.com

4. ディスク管理

  • diskpart: ディスクパーティションの管理を行うためのコマンドラインツールです。使用するにはコマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。

  • chkdsk [ドライブ名]: ドライブのエラーチェックを行います。

    • 例: chkdsk C:
  • format [ドライブ名]: ドライブのフォーマットを行います。

    • 例: format D:

5. ユーザーアカウント管理

  • net user: ユーザーアカウントの管理を行います。新しいユーザーの追加や削除などができます。

    • 例: net user newuser /add
  • net localgroup [グループ名] [ユーザー名] /add: グループにユーザーを追加します。

    • 例: net localgroup Administrators newuser /add
  • net user [ユーザー名] [新しいパスワード]: ユーザーのパスワードを変更します。

    • 例: net user newuser newpassword

6. システムの状態管理

  • shutdown /s /t [秒数]: コンピュータをシャットダウンします。指定した秒数後にシャットダウンが実行されます。

    • 例: shutdown /s /t 60
  • shutdown /r /t [秒数]: コンピュータを再起動します。指定した秒数後に再起動が実行されます。

    • 例: shutdown /r /t 30
  • sfc /scannow: システムファイルチェッカーを使用して、システムファイルの整合性を確認し、修復します。

7. バッチファイルとスクリプト

  • echo [メッセージ]: メッセージを表示します。

    • 例: echo Hello World
  • pause: コマンドの実行を一時停止し、キー入力を待ちます。

  • cls: コマンドプロンプトの画面をクリアします。

8. その他

  • help: コマンドのリストと簡単な説明を表示します。

  • assoc: ファイル拡張子とアプリケーションの関連付けを表示または変更します。

  • powercfg: 電源設定を管理します。

  • cipher: 暗号化や復号化を行います。

  • reg: レジストリの操作を行います。

はじめに

PC(パーソナルコンピュータ)は、現代の生活や仕事に欠かせないツールです。しかし、特に初心者の方にとっては、どこから手を付けて良いのか分からないことも多いでしょう。この記事では、PCの基本操作から便利な使い方まで、分かりやすく解説します。

1. PCの基本構成とその役割

まずは、PCの主要な構成部品とその役割を理解しましょう。

  • モニター: コンピュータの画面です。データやアプリケーションの表示に使います。
  • キーボード: 文字入力やコマンド実行に使用するデバイスです。
  • マウス: 画面上のアイコンやメニューを操作するための入力デバイスです。
  • CPU(中央処理装置): コンピュータの「頭脳」とも言える部品で、計算や処理を行います。
  • RAM(メモリ): 一時的にデータを保存する場所です。作業中のデータがここに保存されます。
  • ストレージ(HDD/SSD): 長期的なデータ保存場所です。ファイルやアプリケーションがここに保存されます。

2. PCの基本操作

電源の入れ方と切り方

  • 電源を入れる: PCの電源ボタンを押します。通常は本体の前面または側面にあります。
  • 電源を切る: Windowsでは、「スタートメニュー」から「電源」アイコンをクリックし、「シャットダウン」を選びます。Macでは、Appleメニューから「システム終了」を選びます。

デスクトップ画面の使い方

  • アイコンの操作: デスクトップに表示されているアイコンをダブルクリックすると、対応するアプリケーションが開きます。
  • タスクバーの利用: 画面の下部にあるタスクバーから、現在開いているアプリケーションやショートカットにアクセスできます。

ファイルの管理

  • ファイルの保存: アプリケーションで作成したファイルは、「ファイル」メニューから「保存」を選び、保存場所を指定します。
  • ファイルのコピーと移動: ファイルを右クリックし、「コピー」または「移動」を選んで、目的のフォルダに貼り付けます。

3. インターネットの利用

ウェブブラウザの使い方

  • ブラウザを開く: デスクトップのアイコンまたはタスクバーからウェブブラウザをクリックします(例:Google Chrome、Firefox)。
  • ウェブサイトの検索: ブラウザのアドレスバーに検索したいキーワードやURLを入力し、Enterキーを押します。

メールの設定と利用

  • メールアカウントの設定: メールアプリケーションを開き、新しいアカウントを設定します。必要な情報(メールアドレス、パスワードなど)を入力します。
  • メールの送信: 新規メールを作成し、受信者のメールアドレスを入力、件名と本文を書いたら「送信」をクリックします。

4. トラブルシューティング

パソコンが遅い場合

  • 不要なプログラムの終了: タスクマネージャー(Windows)またはアクティビティモニタ(Mac)を使って、不要なプログラムを終了させます。
  • ディスクのクリーンアップ: 不要なファイルやキャッシュを削除して、ストレージを整理します。

インターネット接続の問題

  • ルーターの再起動: インターネット接続が不安定な場合、ルーターを再起動してみます。
  • ネットワーク設定の確認: PCのネットワーク設定が正しいか確認し、必要に応じてネットワークのトラブルシューティングツールを使用します。

5. セキュリティ対策

  • アンチウイルスソフトの導入: PCを保護するために、信頼できるアンチウイルスソフトをインストールし、定期的にスキャンします。
  • パスワードの管理: 強力なパスワードを使用し、異なるサイトで同じパスワードを使い回さないようにします。

まとめ

PCの基本操作を理解することで、日々の作業がスムーズに進みます。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていくことで、自信を持ってPCを使いこなせるようになります。この記事が、PC操作に対する理解を深める手助けになれば幸いです。

1. インストールメディアの準備

  1. WindowsのISOファイルをダウンロード

    • Microsoftの公式サイトから、WindowsのISOファイルをダウンロードします。
    • 「今すぐダウンロード」ボタンをクリックして、インストールメディアの作成ツールをダウンロードします。
  2. インストールメディアの作成

    • ダウンロードしたツールを実行し、「インストールメディアを作成する」を選択します。
    • 言語、エディション、アーキテクチャ(32ビットまたは64ビット)を選び、「USBフラッシュドライブ」または「ISOファイル」を選択します。
    • USBフラッシュドライブを選んだ場合は、USBドライブをパソコンに挿入して、ツールが自動的にインストールメディアを作成します。ISOファイルを選んだ場合は、後でDVDに焼くか、別のUSBドライブに書き込む必要があります。

2. インストールメディアから起動

  1. パソコンを再起動

    • インストールメディア(USBドライブまたはDVD)をパソコンに挿入し、再起動します。
  2. BIOS/UEFI設定でブート順序を変更

    • パソコンが起動したら、BIOSまたはUEFI設定に入るために特定のキー(通常はF2F12Delなど)を押します。
    • 「Boot」メニューで、USBドライブまたはDVDを最初に起動するデバイスとして設定します。
  3. インストールメディアから起動

    • 設定が完了したら、保存して再起動します。インストールメディアからWindowsのインストールが開始します。

3. Windowsのインストール

  1. 言語と地域の設定

    • インストールが始まると、言語、地域、キーボードレイアウトを選択する画面が表示されます。希望の設定を選んで「次へ」をクリックします。
  2. 「今すぐインストール」をクリック

    • インストール画面が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックします。
  3. プロダクトキーの入力

    • プロダクトキーの入力が求められます。既に持っている場合は入力し、持っていない場合は「後で入力」を選択できます(後から設定できます)。
  4. インストールタイプの選択

    • 「Windowsをアップグレードする」か「カスタム:Windowsのみをインストールする」を選びます。クリーンインストールする場合は「カスタム」を選択します。
  5. インストール先の選択

    • インストールするドライブを選択します。パーティションを変更したい場合は、「ドライブオプション(詳細)」で設定できます。
  6. インストールの開始

    • 「次へ」をクリックし、Windowsのインストールが開始されます。インストールが完了するまで待ちます(この間に何度か自動的に再起動します)。

4. 初期設定

  1. 初期設定の画面

    • インストールが完了したら、初期設定画面が表示されます。地域、キーボードレイアウト、ネットワーク接続などを設定します。
  2. Microsoftアカウントの設定

    • Microsoftアカウントでサインインするか、ローカルアカウントを作成します。Microsoftアカウントを使用すると、設定やファイルがクラウドで同期されます。
  3. プライバシー設定

    • プライバシー設定を確認し、自分に合ったオプションを選択します。
  4. インストール完了

    • 設定が完了すると、Windowsのデスクトップが表示されます。これで、Windowsのインストールが完了です!

Microsoft Visual Studioは、ソフトウェア開発に欠かせない統合開発環境(IDE)です。これから、Visual Studioの基本的な使い方をわかりやすくご紹介します。

1. インストールとセットアップ

  1. ダウンロード: Microsoftの公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
  2. インストール: インストーラーを実行し、自分の開発に必要な機能や言語サポート(C#、C++、Pythonなど)を選択してインストールします。

2. 新しいプロジェクトの作成

  1. Visual Studioを起動します。
  2. **「新しいプロジェクトの作成」**を選択します。
  3. テンプレートを選ぶ: 作りたいアプリケーションの種類(コンソールアプリ、Webアプリなど)を選択します。
  4. プロジェクトの設定: プロジェクト名や保存場所を決定し、プロジェクトを作成します。

3. コードの編集

  • コードエディタ: ソースコードファイルを開き、コードを編集します。Visual Studioは、コードのシンタックスハイライトや自動補完機能を提供しています。
  • コードスニペット: よく使うコードテンプレートを簡単に挿入できます。例えば、forと入力してTabキーを押すと、forループのテンプレートが表示されます。

4. ビルドとデバッグ

  • ビルド: メニューから「ビルド」→「ソリューションのビルド」を選択するか、Ctrl + Shift + Bでビルドします。これにより、コードがコンパイルされ、エラーが表示されます。
  • デバッグ: F5キーを押すことでデバッグを開始します。ブレークポイントを設定し、コードをステップ実行して変数の値を確認できます。

5. ソースコード管理

  • Git統合: Visual StudioにはGitが統合されており、リポジトリの操作が簡単です。「チームエクスプローラー」ウィンドウから、コミットやプッシュ、プルが行えます。

6. 拡張機能のインストール

  • 拡張機能: Visual Studio Marketplaceからさまざまな拡張機能を追加できます。「拡張機能」→「拡張機能の管理」からアクセスし、必要なツールを追加して開発効率をアップしましょう。

7. テストの実行

  • 単体テスト: Visual Studioにはテスト機能も組み込まれており、テストプロジェクトを作成してテストを実行できます。テストエクスプローラーからテストを管理し、品質を確保します。

8. プロジェクトの発行

  • 発行: 完成したアプリケーションをデプロイするために、発行機能を使用します。Webアプリケーションの場合、Azureなどのホスティングサービスへの発行もサポートされています。

はじめに

【お詫び】

予約投稿の設定を忘れてしまい、投稿できていませんでした。

お待たせして申し訳ありません。

 

 

 

今回は、Lenovo LOQ 15IRX9のベンチマーク結果をまとめましたのでご紹介します!

 

【検証機の性能】

CPU

Intel Core i7-13650HX 14コア 20スレッド

GPU

NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop 6GB

メモリ

DDR5 4800MHz 16GB

SSD

Micron MTC8C1084S1SC56BD1 512GB

 

【ベンチマーク結果】

・Passmark 

スコア:8726.5

 

・2D Graphics Mark

スコア:28238.3

 

・3D Graphics Mark

スコア:15606.1

 

・Memory Mark

スコア:2396.2

 

・Disk Mark

スコア32469.3

PassMark Rating

 
・Cinebench R23
マルチ:16691pts
シングル:1640pts
MP Ratio:10.18x

 

 

・Cinebench R15

OpenGL:146.63fps

CPU:2759cb

 

・FFXVベンチマーク

高画質で 7760 快適判定でした。

 

・DQXベンチマーク

最高画質で 20303 すごく快適判定でした。

 

・3DMark Time Spy

スコア:8840

 

・3DMark Steel Nomad

スコア:1790

 

今回はベンチマークスコアをまとめてみました。

最近のノートPCは圧倒的にLenovoが多いと感じています。

 

家電量販店に並んでいるPCも、コスパが高いビジネス向けノートやゲーミングノートもLenovoが多いです。

 

そんなLenovoのゲーミングシリーズ「LOQ」のノートPCを購入しましたので徹底検証したいと思います!

 

以前、ガレリアを購入した時の記事もあります

 

 
以前のガレリアの記事では紹介していなかった詳しいところまで検証していますので、ぜひ最後までご覧ください。
 
また、今回の記事は長編になっているため、複数回に分けさせていただきます

 

【今回購入したPCの性能】

CPU

Intel Core i7-13650HX 14コア 20スレッド

GPU

NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop 6GB

メモリ

DDR5 4800MHz 16GB

SSD

Micron MTC8C1084S1SC56BD1 512GB

 

【PC価格等】

購入価格:139,920円


【画像】

気になるところをピンポイントで撮影しています。

全体の画像は公式ページにてご確認ください。

 

・ステッカー

少し左下に傾いてます。。

A型の人は気になりますね

・キーボード

3段階のライト調整ができます。(色は変えられなさそうです)

・電源ボタン(色で動作モードが変わります。)

・インターフェース

右側面

右から順に

USB-A (3.2 Gen1)、3.5mmマイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック、プライバシーシャッター(電子式)ボタン、USB-C(3.2 Gen2)

 

背面

右から順に

電源コネクタ(どの向きでもささります)、USB-A(3.2 Gen1)、イーサネット・コネクター(RJ-45)、HDMI、USB-A(3.2 Gen1)

 

 次回予告

次回はベンチマークの結果を投稿します。

お楽しみに!