■河川愛護会 第36回活動報
11月16日午前9時より、今年度3回目、通算36回目の佐鳴湖公園小薮地区河川愛護活動を行いました。
今回の参加者は13名。
佐鳴湖公園を管理している方が既に木道周囲の草刈りをしていただいておりましたので、本日の作業は、ゴミ拾いと湿地の拡張を中心に行いました。
いざ出陣!
作業開始の号令を合図に、道具を片手に作業場所に移動します。
木道は行きかう方々が多いので、往来に配慮して作業を行います。
こちらはゴミ拾い。
ペットボトルや発泡スチロールの破片、あとは飴の個包装などが多いです。
プラスチック類は、もろくなっているものが多く、放っておくとこれらがマイクロプラスチックとして流出してしまうんだなぁと思うと、本当に身近な問題なんだと実感しました。
ゴミ拾い中に、アシナガバチの巣が落ちていました。
多分前回見つけた巣だと思います。
ヒトモトススキの群落の中にカマキリの卵がありました。結構高い位置に卵があって、こんなに目線のうえのほうにカマキリの卵を見るのは珍しいなと思いました。
「雪国ではカマキリの卵が高いところにあると、その冬は大雪になる。」なんて話をきいたことがあるのですが、土壌中の水分量による植物のメカニズムが関係しているらしいです。
土壌中の水分が少なくて大気中の水分量が多いとカマキリの卵は高いところに産み付けられるようです。
大気中の水分量が多いと、それは雨や雪になって降ってくるってわけです。
このカマキリの卵占いによると、今年の冬は雨が多いのかな。
木道脇の枯れた竹は、放っておくと木道に覆いかぶさってくるので剪定ばさみを使ってバッサバッサと切っていきます。
山側からの水を引き込む水路が完成したところで今回の作業は終了。
今回のゴミ
お疲れ様でした。
これで今年度の活動は終わりです。
次回の活動は来年の5月ころの予定です。
中部綜合コンサルタント河川愛護会