■河川愛護会 第33回活動報告
11月17日午前9時より、今年3回目(通算33回目)の佐鳴湖公園小薮地区河川愛護活動を行いました。
今回の参加者は11名。
ゴミ拾いと、セイタカアワダチソウの除去、湿地の拡張メンテナンスを行いました。
ゴミ拾いの様子
西からの風の影響もあり、湖岸の茂みの中に流れ着いたゴミを拾っています。
セイタカアワダチソウの除去
ゆっくり力を込めて抜くのがポイント。
湿地の拡張
この辺りの湿地には、メダカやドジョウ、カエル、エビやザリガニ、カニなどの生物がいます。水たまりの大きさや深さ、流れの速さ等、色々な生息環境になるように、水路を深くしたり、堰を作ったりしてみました。
作業前
2時間で作業終了。皆さんお疲れ様でした。
今回拾ったゴミです。
おまけ 今回、見つけた虫たちです。
コバネイナゴ 佐鳴湖周辺でも、小薮地区にだけ生育している「ヒトモトススキ」の葉の上で見つけました。
調べたところ、「卵で越冬する」とありましたので、これから産卵でしょう。
クビキリギス(茶)
クビキリギス(緑)
色は終齢幼虫期の環境によって決まり、湿度が低いと茶色、高いと緑色になります。
同じ場所に生育しているのに色が違うということは、どちらかが他所からやってきたのか、孵化した年が違うのか、わずかな期間の環境の違いが影響するのか・・・。
こちらは1年~2年近く生きる長寿のキリギリスで、冬眠して冬を越します。
ザトウムシ
長い足で前を探りながら歩く様子から「座頭虫」の名前がつきました。
アメリカでは「あしながおじさん」の愛称がつけられています。
実際に歩く様子は、細くて長い足を一生懸命動かしているように見えて、写真で見るよりは可愛いですよ。
次回は来年5月の中旬頃の予定です。
以上河川愛護会第33回目活動報告でした。
中部綜合コンサルタント河川愛護会事務局