■河川愛護会 第31回活動報告 | C.S.C.Blog

■河川愛護会 第31回活動報告

 11年目に入った佐鳴湖公園小薮地区河川愛護活動を5月12日午前9時より行いました。今年度の最初、通算31回目です。

 

 今回の参加者は12名。


 木道の周りは既に草刈りをしていただいておりました。ありがとうございます。

 今回の作業は、ゴミ拾い、キショウブの除去、ヒトモトススキの保全、湿地の拡張等です。

 こちらはキショウブの抜き取りをしています。

 キショウブは、明治時代にヨーロッパから観賞用として輸入されました。現在では、日本全国の湖沼や湿地で野生化しています。きれいな花を咲かせるキショウブですが環境省の「要注意外来生物」に指定されていますので、当会の活動においては、抜き取り除去を行っています。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80820.html


 小薮地区を流れる綺麗な沢が見えるように草を刈り取ります。



 
 ヒトモトススキのお手入れを行いました。ヒトモトススキ内のフジ等の他の植物を出来る範囲で除去しました。また、木道に出ている部分は歩行者優先で剪定しました。
 ヒトモトススキは海岸近くにの水辺に生える日本原産の植物で、カヤツリグサ科では最大の種類です。佐鳴湖周辺では小薮地区にだけ生育していて、この辺りがかつては海辺だったことを証明しています。


 
 こちらは湿地の拡張。
水が溜まって淀んでいたので、佐鳴湖に水が流れ出すように拡張しています。


 今回回収したゴミ


 午前11時作業終了。

 次回は9月22日に活動する予定です。
 以上河川愛護会第31回目活動報告でした。

 

中部綜合コンサルタント河川愛護会事務局