大井川護岸設計事例紹介 | C.S.C.Blog

大井川護岸設計事例紹介



土木設計部で設計を行った、大井川中河工区の護岸工事が現在行われています。
東名高速道路上り線から瀬替えの様子を見ることが出来ます。


C.S.C.Blog


施工現場の責任者の了解を頂き、施工中の写真を撮らせていただきました。



C.S.C.Blog

環境や周囲の景観に配慮し、自然石による護岸としています。


C.S.C.Blog

水衝部による洗掘を防止するため、護床工を設置しています。




C.S.C.Blog

基礎ブロックはプレキャストで施工性の向上を図っています。



島田球場付近の大井川横井工区護岸法面においては、

特定外来生物のオオキンケイギクの除去設計を行い、工事を完了しました。
外来生物の問題は、国際的にも重要な問題とされ、

『新・生物多様性国家戦略』においても、我が国の生物多様性の危機のひとつとして位置づけられており、

外来生物対策の重要性はさまざまな場面で指摘されています。
今回除去の対象となったオオキンケイギクについて紹介します。


分 類 : 合弁花類、キク科、ハルシャギク属
学 名 : Coreopsis Lanceolata
英 名 : Lance-leaved tickseed
和 名 : オオキンケイギク
別名・流通名 : ハルシャギク属の学名であるコレオプシスで流通するものには、本種意外も含まれる。
原産地 : 北アメリカ(ミシガン~フロリリダ、ニューメキシコ)原産である。
 花   : 開花期は5~7月。頭状花は直径5~7cm、舌状花は黄橙色で花冠の先は不同に4~5裂する。

       筒状花も同じ色で花床に細長い鱗片がある。総苞片は2列につく。
 茎   : 高さ30~70cmで、束生する。
 葉   : 茎葉は対生または時に一部互生し、狭倒披針形。

       根生葉は花時にも残り、長い柄があり、3~5小葉に分裂する。両面とも粗い毛がある。

特記事項 : ワイルドフラワー緑化で多用され、路傍、河川敷、線路際、海岸などで野生化した。

         ハルシャギク属では、本種以外にキンケイギク、ハルシャギクが野生化しているほか、

         観賞用に育成された様々な園芸品種が流通している。



C.S.C.Blog

現地に生息していたオオキンケイギク



                                            

                                                土木設計部 SUZUKI