残念・・・でした。 | C.S.C.Blog

残念・・・でした。

約1月前の10月1日、日本中の期待を背負ってディープインパクトが世界最高峰レース凱旋門賞に出走しました。


レースは、ディープインパクトが2番ゲートからいつもの出遅れを見せることなく発進してスタート。

この予想に反する好スタートと、ヨーロッパ競馬の特徴とも言える前半ラップの遅さ、

そしてこれといった逃げ馬やペースメーカー不在というメンバー構成とが相まって、

ディープインパクトが序盤を先行2番手から進めるという意外な展開となりました。


“空を飛ぶ”と形容される爆発的な末脚を武器に、最後方のポジションが道中の指定席となっていたディープインパクトにとって

先行2番手からの競馬は初めての体験。
最後の直線でいったん先頭に。

しかし、ディープの真後ろをぴったりマークしていた伏兵3歳馬レイルリンクの強襲を受け、一瞬は差し返す脚を見せたものの

残り50メートルで力尽き、最後は最後方から追い込んだ6歳牝馬プライドにも差されて3着に、末脚は不発に終わりました。


 「残念ですね。悔しいと言うより、残念。正直、物すごい大きなチャンスだっただけに、本当に残念です」
この武豊騎手のコメントのとおり、私もディープインパクトが優勝することを信じていた1人なだけに、非常に残念でした。


惜しくも年内で引退となってしまいますが、日本での残りのレースでディープの勇姿を見届けたいと思います。

(ただ、日本で負けたらハナシにならん・・・)

今回はあえて禁止薬物の件には触れません。

だって、ディープ自体になんの罪もないからね・・・


ちなみに、凱旋門賞とは、
欧州だけでなく、世界中のホースマンがケンタッキーダービーなどと並んであこがれる世界最高峰のレースの1つ。

欧州シーズンの最後に行われる一戦で、その年の最強馬を決める意味合いが強い。今年で85回目。

毎年10月の第1日曜日にパリのロンシャン競馬場・芝2400メートルで行われる。



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