生命の誕生
「皇統の危機」が昨今の新聞紙上を賑わしている中、秋篠宮家に新親王誕生のニュースは本当に喜ばしいニュースであった。
このニュースに無理矢理結び付ける事ではないが、我が家にも7月に初の内孫(男児)が誕生した。
誕生後の初対面の時は自分の子供達が誕生した時とは違った感動と緊張感を覚えた。
「この子の20年、40年後はどの様な世の中になっているのだろうか?」
「親子仲良く笑いの絶えない明るく元気な家庭を築く一員となってほしい」
などなど孫の顔を見た途端、早や「爺」の発想になっていた。
息子夫婦には改めて結婚式で話した内容をもう一度思い出し、実行してほしいと望んだ。
「如何なる時も二人で良く話合い、二人で結論を出し行動していってほしいと望む。
子供が誕生した今後は、夫婦の会話の他に親子の会話が増えてくる。
何事に対しても双方が正対し、相手の目をみて会話する事をもう一度実践してもらいたい。」と
人間として難事を乗り越えるには、生きた言葉による会話で解決する事が良策と思う。
夫婦の意見の相違、親子の価値観、体験の差を解決する、etc、全て相互の「正対した会話」による事が
解決の早道であると私は実感する。
今の世の中に「正対した対話」が少ないのではないかと危惧する。
新しい生命誕生に当り、自らも心新たにした次第である。
(S.O)