世界への挑戦
サッカーワールドカップがイタリア対フランスの決勝となり、激闘の末イタリアの優勝で幕を閉じました。
日本は残念な結果となってしまいました。
ほんとに残念です。
そんな準優勝国フランスの地で競馬の最強馬を決定する凱旋門賞(Pix de l’Arc de Triomphe)が、
パリのシャルル・ド・ゴール空港から約60km離れたロンシャン競馬場で10月1日に行われます。
このレースに日本代表として「ディープインパクト」が挑戦することが決定しています。
他の国は、イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、アメリカ、アフリカなど世界各国の最強馬達が出走する予定です。
現在日本代表「ディープインパクト」は、3番人気の支持を受けており地元でもかなり注目されています。
過去日本からは、6頭の馬が挑戦し全敗しています。
最初の挑戦は1969年「スピードシンボリ」が挑戦し10着、最近では2004年「タップダンスシチー」が挑戦し
17着と散々な結果となっています。
最大のチャンスだったのが1999年に挑戦した「エルコンドルパサー」が2着と大健闘しました。
この時の勝ち馬が「モンジュー」という馬でした。
そして今年1番人気に推されているのが去年の凱旋門賞勝ち馬「ハリケーンラン」、「モンジュー」の子供です。
1999年の凱旋門賞はTVで放映され、ドキドキしながらレースを観戦したことを今でも覚えています。
ゴールの瞬間までわからないくらいの接戦でした。
あれから7年の時が経ちました。そして日本競馬史上最大のチャンスが今年巡ってこようとしています。
ここまでの実績、人気を持って挑戦したことは過去にはありません。
先日行われた宝塚記念(GⅠ)を「ディープインパクト」は1.1倍と断トツの1番人気に応え圧勝しました。
レースを観戦する観客にはディープの勝負服を着て応援する人達がいました。
ここ10年ぐらい競馬を見てきましたが、こんな光景を見た記憶はありません。
きっとサッカー日本代表の影響と思います。
しかし、それぐらい人気と実力をもっていて応援したくなるのも事実です。
今は亡き「エルコンドルパサー」の雪辱、今まで携わってきた全ての競馬関係者、
そして応援するファンのためにもなんとしても勝って凱旋してもらいたいです。
今年もTVで放映されることが早くも決まろうとしています。
さあ、みなさんサッカーの分も今度は日本代表が世界の頂点に立つ番です。
もしかしたら、ワールドカップで日本代表が優勝することより難しいことかもしれません。
歴史的瞬間を一緒に目撃しましょう。
一生に一度のチャンスかもしれません。
営業部 赤