2015-2016 CSCクリテリウムシリーズ第1戦 | 日本サイクルスポーツセンター大会ブログ

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今年で6年目を迎えたCSCクリテリウムシリーズは大幅にスケジュールやコースを変更し2015-2016シーズンを全8戦にて5月10日(日)より開催しました。
コースは大会要項では1周1kmの予定ではありましたが、登り坂でのコーナー、そして下り坂からの逆バンクでのコーナーになることを考慮すると1周840mのコースになりました。距離が延びて、コーナーのテクニックも昨年よりは必要ないと思っており、昨年とは全く違ったレース展開を期待しましたが、やはり逆バンクでのコーナー、そして直線が長くなったことにより、今年も力勝負のレース展開となってしまいました。

まずは9時30分にレーススタートしたのはクラス3、10周でのレースです。最初はレース初めての選手等もいるためか、隣の選手の様子をみながらレースは徐々にスピードが上がっていきます。5周目に周回賞を設けてレースを活性化させ、5周目の周回賞を獲得したのは小山智也(TEAM WHITE)。徐々にメイン集団の選手数も減っていくが、最後は臼木和臣(C.viento)がt飛び出し優勝を果たしました。

クラス3
1位 臼木 和臣 C.viento
2位 日向 隼人 二輪道331
3位 小形 健作

続いて行われたのはクラス2、15周、17名でのスタートです。このクラスも最初の5周目までは順調に先頭交代を繰り返しながらレースが進んでいくが、5周目の周回賞を杉山克憲(SMbross.)が獲得したのをきっかけにカウンターアタックにより河野穣(PROJECT-Y)、鈴木琢巳(駿河モンテロッソ)、高野大喜(いんなーろー)の3名が抜け出し、3名とメイン集団の差は徐々に広がっていきます。

メイン集団から石橋晃(Il Vento)等が先頭の3名を追ってペースアップする場面もあったが、最後は先頭の3名とメイン集団5名の状況となり、3名でのゴールスプリントを河野が制しました。

クラス2
1位 河野 穣 PROJECT-Y
2位 鈴木 琢巳 駿河モンテロッソ
3位 高野 大喜 いんなーろー

一般の部の最後のレースはクラス1、25周でのレースです。昨年よりレースレベルも上がってきて、そして若い層の参加選手も増えてきているクラスです。レースが動いたのは、これも5周目の周回賞からです。3番手で逆バンクの最終コーナーを曲がった金子和浩(Blue Grass)が落車。さらに秋山哲也(ベロクラブ アレ)も落車した周回賞前ではありますが、先頭を走っていた蠣崎優仁(EQADS)、今井勇太(駿河モンテロッソ)がそのまま先頭でフィニッシュラインを通過し、最初の周回賞を蠣崎が獲得しました。このまま2名は逃げることになり、メイン集団との差は徐々に広がっていきます。

一方、メイン集団にも2周のニュートラル周回を利用して5周目で落車した選手が戻り、逃げる2名との差を広げないよう、一定ペースで先頭交代しながらレースが進んでいきます。先頭を走る蠣崎、今井も逃げ始めた頃は1周1分20秒前半のハイペースで逃げていましたが、徐々に長い登り区間での消耗が激しかったのかペースを保つことができず、メイン集団との差が徐々につまっていきます。

残り7周になり逃げていた2人もメイン集団につかまり、メイン集団は6名の選手に絞られました。最後は6名でのゴールスプリントになり、逃げていた蠣崎と今井はメイン集団で足を貯めることができたのか、ゴールスプリントでは蠣崎と今井の2名が最後に飛び出し蠣崎が僅差で制しました。

クラス1
1位 蠣崎 優仁 EQADS
2位 今井 勇太 駿河モンテロッソ
3位 松澤 卓也
4位 富樫 紀隆 ウォークライド
5位 岩ヶ谷 忠伸
6位 津田 悠義 守山中学校

一般の部のレースの後は、表彰式や受付の時間を設けて、昨年と変わらず中学生から未就学児童までのレースです。
最初はのレースは500mのコースを1周するペダルが付いていない自転車での年少以下の部、年中・年長の部、そしてペダルが付いている自転車での年少以下の3カテゴリーでの出走です。

ペダルがついていない自転車での参加の子供達にとては500mを走りきるのは少しつらいかなと思う距離ですが、一生懸命に地面を蹴ってゴールまで戻ってきます。もちろん親御さんもコース脇を500m一緒に走ってきます。お疲れさまでした。

少以下ペダル無し自転車の部
1位 鈴木 颯

年中・年長ペダル無し自転車の部
1位 鈴木 滉 アッチェレランド
2位 皆木 海音 CREST KIDS
3位 鈴木 晴仁 CREST KIDS

年少以下の部
1位 高島 千翔 たかだフレンド

ペダルが付いていない自転車でのレースの後、すぐに年中・年長の部が3周にて行われます。今回は5名での出走となりましたが、それぞれ色々な自転車でレースに参加しています。そして一生懸命に走っている子供達に、周りからの声援も自然と大きくなります。

年中・年長の部
1位 紺野 祐玄
2位 杉山 ひまり SMbros.
3位 伏見 真由 ノザック・サンメリット

続いては小学1・2年生の部は4周回にて7名でのスタートです。1つ前の年中・年長の部とは違いレースっぽくなりましたが、スタートしてすぐに力の差で選手達は離れていきます。昨年小学1年生で参加していた、若林蔵月も今年は2年生となってのレースでしたが、1周目の下りからのコーナーでまさかの落車。擦過傷を負いながらも、すぐに起き上がり、自転車の調子を見て、レースに戻りました。しかしながら落車でのタイムロス、そして心的ダメージは大きく、一生懸命に走っていましたが先頭を走る大石哲平に追いつくことができず、悔しくも4位の結果になってしまいました。レース終了ご泣いていましたが、すぐに3・4年生の部でのOPEN参加を予定しているため、痛さを吹き飛ばして自転車にまたがっていました。

小学1・2年生 男子の部
1位 大石 哲平 伊豆CSC
2位 原田 拓朋 妖怪ペダル
3位 藤谷 瞬

小学1・2年生 女子の部
1位 伏見 由奈 ノザック・サンメリット
2位 高島 さくら たかだフレンド

順番にレースがスタートされ次は小学3・4年生の部が女子選手3名とOPENにて若林蔵月の4名にて6周のレースとなりました。

小学3・4年生 女子の部
1位 原田 莉圭 Triathlon NYAN
2位 若林 葵雪 BIKE TOWN
3位 杉山 碧 SMbros.

最後のレースは小学5・6年生の部と中学生の部が10周にて同時スタートです。5人でのレースとなりましたがレース途中では中学生の原田有彩と野寺梓による激しい争いをしておりましたが、体格で上回る原田有彩が後半は徐々に差をつけていき中学生の女子の中では1位となりました、

優勝は昨年小学5年生で今年は6年生になった古谷田耀が抜群のコーナーリング技術により、スピードの無駄が無い走行によって圧倒的な強さで優勝しました。

小学5・6年生 男子の部
1位 古谷田 耀 伊豆CSC
2位 楢山 結己 伊豆CSC

小学5・6年生 女子の部
1位 原田 歩佳 妖怪ペダル

中学生 女子の部
1位 原田 有彩 Triathlon.NYAN
2位 野寺 梓 伊豆CSC


2015-2016 CSCクリテリウムシリーズ第2戦

日時 平成27年5月10日(日)
会場 日本サイクルスポーツセンター 5kサーキット特設コース
主催 一般財団法人日本サイクルスポーツセンター
協賛 有限会社Vittoria Japan
   株式会社オージーケーカブト
   株式会社ジオライドジャパン
   株式会社パールイズミ
   winspace japan
大会HP http://www.csc.or.jp/event/load_criterium/2015.html

大会を開催するにあたりご協賛企業の皆様よりたくさんの賞品をご提供いただきありがとうございました。