こんにちは。

 

 

 

 

 

『あなたのカラダと心の専属トレーナー』

脇山あきらです。

 

 

 

 

 

前回は

人間と「菌」のかかわり方

についてのお話しでした。

 

 

 

 

 

菌類はとても

長い歴史を生きてきました。

 

 

 

 

 

そんな私たちの先祖である

菌類を「ワルモノ」だと決めつけて

除菌・抗菌ばかりするより、

 

 なかよく「共存」する方が

健康的な生き方に近づける、

ということでしたね。

 

 

 

 

 

今回はその

菌とのつきあい方について、

 

とても参考になる

ある酒蔵を紹介します。

 

 

 

 

 

  5年ぶりのシンクロ

 

 

 

 

 

この酒蔵の取組みは

酒好きの人だけでなく、

お酒を呑まない人にとっても

かなり興味深いはずです。

 

 

 

 

 

その酒蔵とは

千葉県神崎町にある

 

「寺田本家」さん。

 

 

 

 

 

私は前から

ここのお酒をいただいています。

 

 

 

 

 

寺田本家さんは

「自然酒」にこだわっています。

 

 

 

 

 

たとえば、

 

使うお米

完全無農薬、化学肥料なし。

 

 

 

 

 

使う

裏手にある神社の

鎮守の森の湧き水。

 

 

 

 

 

伝統的な製法と

昔ながらの手作業を実践し、

 

 

 

 

 

酒を発酵させるために

蔵の建物に棲みついている

天然の菌を使います。

 

 

 

 

 

醸造過程では一切何も加えず、

蔵の菌たちが

降りてきて活動するのを待つ、

というやり方。

 

 

 

 

 

ここまで「自然のチカラ」

活かした酒造りは他にない、

というくらいの徹底ぶりです。

 

 

 

 

 

そのせいか、最近は

食や健康にこだわりのある人の間でも

評判になって、

 

発酵ブームの立役者の一人(一蔵?)として

紹介されるようになりました。

 

 

 

 

 

そして今回、

あらためて寺田本家さんについて

調べていたら、

 

なんと3月17日に

老舗の酒蔵が中心となって、

5年ぶりに地元神崎町で

「発酵まつり」をやるんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

静かな日に何度か

訪れたことはありますが、

にぎやかな寺田本家は

見たことがありません。

 

 

 

 

 

これを書くタイミングとも

重なり、シンクロを感じたので

行ってみることにしました。

 

 

 

 

 

  えっ、いつもの町じゃない!

 

 

 

 

 

神崎町に着くと、

 

 

 

 

 

 

 

 

ものすごい人出!

 

 

 

 

 

いつもは人なんかほとんど

歩いていないのに。

 

 

 

 

 

まずは鎮守の神崎神社

おまいりしました。

 

 

 

 

 

こちらは境内に生えている

天然記念物「なんじゃもんじゃの木」。

 

image

 

 

 

 

 

境内で、見覚えのある人が

ハッピを着てニコニコ立っていると思ったら、

 

千葉県知事でした!

 

 

 

 

 

県知事まで来るほどの

大イベントだったんですね。

 

 

 

 

 

そして

神社の森を下りて、寺田本家へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはもうカオス状態!

 

酒蔵の人気ぶりがわかります。

 

 

 

 

 

  初めての「蔵の中」体験

 

 

 

 

 

まずは

蔵人さんが蔵を案内してくれる

見学ツアーに参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中へ入ると

ほの暗い中に

屋根裏の古い木組みが見え、

 

独特な湿気と、木や土壁の匂いが

立ち込めます。

 

 

 

 

 

お酒をつくる行程に沿って

蔵人さんが説明してくれました。

 

 

 

 

 

まずは

洗った米を蒸す木桶。

 

 

image

 

 

 

 

 

蒸し上がったら桶の中から取り出して、

右下にある手かごで運びます。

 

 

 

 

 

ほとんどの酒蔵は

ベルトコンベアなどで

機械化しているそうですが、

 

寺田本家は

蔵の中の運搬作業は

すべて人の力でやっているとのこと。

 

 

 

 

 

続いて麹室。

 

ここで蒸した米に麹菌を

植えつけます。

 

 

 

 

 

 

おどろいたのは

消毒とかヘアーキャップとか

何もしないでそのまま麴室に

入れてくれたことです。

 

 

 

 

 

「こんなにたくさん人が入って

蔵に棲んでいる菌がだめにならないんですか?」

と聞いたら、

 

全然影響ないとのこと。

 

 

 

 

答えてくれた蔵人さんも、

ここに来た当初は

おどろいたらしいですが、

 

 

それだけ蔵の菌たちが

元気な証拠だそうです。

 

 

 

 

 

つぎに

酒母室という部屋。

 

 

image

 

 

 

 

 

ここで麹米が醪(もろみ)の

もとの「酒母」になるまで、

蔵人さん達が酛摺り唄(もとすりうた)

唄いながらかき混ぜます。

(その唄を披露してくれました)

 

 

 

 

 

酛摺り歌を聴いて楽しい気分になった

蔵の中の酵母菌、乳酸菌たちが

妖精みたいに降ってくるのでしょうね。

 

 

 

 

 

そして出来上がった醪(もろみ)が

この大きな桶やタンクで熟成されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

熟成するタンクも

このような昔ながらの木桶

増やしていく予定だそうです。

 

 

 

木桶を作る職人も少なく

なっているそうですが、

 

この日も新しい木桶のお披露目や

木桶作りの実演がされていました。

 

 

 

 

 

  やはり、菌に「ワルモノ」はいない

 

 

 

 

 

また、

寺田本家の蔵に棲む菌の中には

「火落ち菌」という菌もいるそうです。

 

 

 

 

 

これは他の酒蔵では

考えられないことだとか。

 

 

 

 

 

「火落ち菌」がいると

お酒が変質してしまって

その酒蔵は廃業しなければならない、と

いわれるほどの菌だからです。

 

 

 

 

 

でも寺田本家では

他の菌とともに「共存」しています。

 

 

 

 

 

むしろ良いバランスが保たれているので

独特の味わいを醸してくれるそう。

 

 

 

 

 

image

 

 

 

 

まさに「共存」の強さですね。

 

 

 

 

 

主役は

 

人間はその菌たちが喜んで活動する舞台を

ととのえるだけ、

 

という考え方がよくわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、つぎは

お酒の試飲へと移ります。

 

 

 

 

 

  あくまで「取材のため」ですよ💦

 

 

 

 

 

 

敷地内に試飲コーナーが設けられ、

寺田本家のお酒10種類を

いただくことができます。

 

 

image

 

 

 

 

 

試飲の列に並びながら、

場内にひしめき合う人々を見ていると、

 

 お酒が入っているせいか、

皆さんとても

 ほのぼの、にこにこしています。

 

 

 

 

 

ここにいる人たちが「菌」だとしたら、

蔵に棲んでいる菌たちも

こんな風に過ごしているんだろうなあ、

と思えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで試したことのないお酒も呑めて

もう感激でした!(呑ベエ談)

 

 

 

 

 

 

お酒以外も充実しています。

 

 

 

 

 

これは「うふふのモト」という

発酵甘酒。

 

 

 

濃厚で自然な甘さです。

(もちろんノンアルコール)

 

 

 

 

 

酒粕を使ったさまざまな食品も。

 

 

 

 

 

 

 

寺田本家の奥様が

酒粕を使った料理をいろいろ考案し、

本も何冊か出版しています。

 

 

 

 

 

これは酒粕クラッカー。

 

 

 

 

 

 

優しい味で、

噛んでいくほど味わいが深くなる。

 

 

おつまみとしても最高です。

 

 

 

 

 

  アンチもいるほど個性的?

 

 

 

 

 

寺田本家のお酒の銘柄は

いくつもありますが、

 そのどれもが、とても個性的です。

 

 

 

 

 

なので、

銘酒を呑み慣れている人の間でも

好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

 

 

 

 

たとえば、

 

「むすひ」というお酒。

(これで「むすび」と読みます)

 

 

 

 

 

 

 

 

私も好きなお酒で、

 

寺田本家の銘柄の中でも

いちばん人気です。

 

 

 

 

 

「むすひ」は

発芽した玄米でつくられています。

(玄米はお酒造りには

あまり使われることがありません。)

 

 

 

 

 

そして、このお酒、

フタを開ける時は要注意です。

 

 

 

 

 

菌たちが瓶の中でも

活き活きしていて、

 

一気に栓を開けようとすると

お酒が噴き出してしまうため、

 

ちょっとずつ開けては閉め、を

5分くらいはくり返さなければなりません。

 

 

 

 

 

その時間が楽しいような、

じれったいような気分に

させてくれます。

 

 

 

 

 

口にすると、

独特な酸っぱさと

玄米らしい豊かな風味。

 

 

日本酒の概念を

くつがえすような味です。

 

 

 

 

 

でも、

その新鮮なおどろきが

やみつきになるのです。

 

 

 

 

 

そして

さらに不思議なのは、

 

瓶一本ごとに

味わいが違うこと。

 

 

 

 

 

瓶に詰められた後も

発酵がすすんで、

個性が生まれていくのです。

 

 

 

 

 

まさに

お酒が生きている証拠です。

 

 

 

 

 

そして

寺田本家の他の銘柄にも

いえますが、

 

単に「おいしい」という

だけでなく、

 

なんというか、

『生命をいただいている』という

気持にさせてくれるんですよね。

 

 

 

 

そして、

どこかほっとすると同時に、

 

カラダが清らかになるというか…。

 

 

 

 

 

言葉で表現するのは

ムズカシイですが、

 

その感覚がCS60の施術と

通じるような印象が、

個人的にはあるんです。

 

 

 

 

 

CS60

細胞の声を聴くことによって、

 

 

寺田本家の酒造りは

菌の声を聴くことによって、

 

 

目に見えない世界のチカラを引き出す、

という点が、

共通しているからかもしれません。

 

 

 

 

 

 そういえば蔵人さんが、

 

「重労働でけっこう体がきつい」

言ってたっけ。

 

 

 

 

 

いつか寺田本家の蔵人さんに

施術させてもらって、

 

おいしいお酒づくりに

陰ながら貢献できたらなあ、

と思うワタシでした。

 

 

 

 

 

 

少々、呑んべえのお酒談義っぽく

なってしまいましたが、

 

 

 

 

寺田本家さんのお酒造りから

菌と共存すること

すばらしさを感じ取ってくだされば、

うれしいです。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

image

(広場から鎮守の森を臨む)

 

 

 

 

 

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脇山明

 

 

 

 

    

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