自助グループの「作りかた」や「はじめ方」については何度か記事にしてきましたが…グループの選び方についてはほとんど触れてこなかった気がします。
自助グループに興味があるけど…どこで活動してるの?
と思った人は少なくないはずです、ホームページを持っている団体であればネットで検索すればヒットします。
あとは、自治体の社会福祉事務所にもチラシやポスターが掲載されていたり、置かれていることがありますので一度問い合わせしてみる価値はあると思います。
問い合わせ方法ですが、事務所を持っている団体であればメールの他に電話や手紙での問い合わせや相談を受け付けています、資料を送ってくれるところもあります。
個人が代表となっている場合は大抵メールのみの受付になっている事が多いようです。
問い合わせをする時は「件名」「問い合わせ内容を具体的に記載する」ニックネームでも構わないので「名前を入れる」の3つを注意して送るといいかもしれません。
ちなみにパソコンあてのメールは返信までに日数がかかることがほとんどです…すぐに返信が家内といって怒るのはよろしくありません。
ホームページがある場合はその団体が何をしているのか?や会費の有無、グループへの参加方法などをきちんと確認しましょう…会費が必要な場合は、参加のつど払うのか?月ごとあるいは年会費として払うのか?なども確認しましょう。
アノニマス系など「寄付制」の場合…事務局に問い合わせても「お気持ちで」と言われることが多く、いくらくらいがいいのかわからないですよね。
各グループによって相場は違うかもしれませんが1人100円程度が多いようです、小銭を持って行きましょう。
団体によっては「会員登録」が必要なところもあります、このようなところは名前や住所の提出を求められる事があるかもしれません…本名を出すのは嫌と言う人は登録制ではない団体が良いと思います。
アノニマス系はグループ数もとても多いのですが、スピリチュアルや一神教の考え方が苦手な人にはちょっと合わないかもしれません。
会則があって、それを公開している団体の場合は一度会則に目を通しておきましょう…そのグループがどのような趣旨で設立され、どのように運営されているか?というのがよくわかると思います。
ひとつ気を付けて欲しいのは、自助グループを装った宗教団体や政治活動団体も少なからず存在しています…そのような団体に引っかかると金銭的な被害にあったり、心身共にボロボロになってしまう可能性が非常に高いです。
また、このような団体でなくても「勧誘目的」でもぐりこんでいる人もいるので、グループ内で知り合った人とはむやみに連絡先を交換しないなど、自衛をすることも大切です。
とにかく「怪しい」と思ったグループには近づかない…これが一番大切かもしれません。