私は一体、何が目的で自助グループを立ち上げたいのだろうか?という事がわからなくなってきた。
これまでの流れを大まかに書くと…
グループカウンセリングに興味を持つ
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「横のつながり」というものに対する激しい欲求
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発達障害が根底にあるACというのが「私以外にもいる」という事に気付く
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このような人達が集まれる場所があれば「私の居場所」も出来るのでは?と思いつく
と、こんな感じだろうか?この間にいつしか「12ステップに対するアンチテーゼ」という考えが加わったか、根底はこの考えに基づくものだったかはわからないけど…。
とにかく「既存のAC自助グループとは全く違う集まり」を作りたい、カルト的な要素の無い「もっと現実的な解決方法を実行していくグループ」を作りたい。
「AC自助=12ステップ」という現状を打破したい!!
という気持ちが強くなっていた、私は一度「嫌だ」とか「嫌い」だと思ったものは徹底的に嫌になるのだ…ステップも嫌だけど、それにすがる人達も、風通しの悪い人間関係も嫌いなのだ。
例えるなら「湿度90%のコンクリートの密室」にいるくらいの不快指数だと思う…去年、グループから脱退します宣言をして辞めたあとも、きっと私の悪口で盛り上がっていたに違いない。
12ステップ自助に集まる人達は「自分たちの信仰を阻害される事」を徹底的に嫌う傾向がある、ステップに付いて本当に「些細な疑問」を投げかかる事すら許してくれないのだ。
そういうしがらみや胡散臭い要素の無いグループは確実に需要があると思う、しかし…現実はそう甘くない。
立ち上げるのは簡単だけどそれを「継続していく」ことの方が難しいことを理解しているのか?定期的に開催できる時間が取れるのか?最後まで責任をもって運営できるのか?などを聞かれてしまい、私は答えられなくなってしまいました。
そして、AC問題というのは何かと「過去の辛い経験」に焦点を当てられがちだけど、それが原因で「今困っている事」を共有するやり方ではダメなのか?と思いがけない一言を言われた。
思えば今の病院に戻ってお話ししてもう1年経つ…親との問題についても話せるようになったけど、過去の経験をほじくり返すような事よりも「今困っている事や悩んでいる事」を中心に話している気がする、ほじくり返しても今の病院に通院するようになった10年位前までです。
彼女が言うには「過去に執着するよりも、今の方が大事」だと…。
どうも、AC問題の解決というと…「過去をほじくり返す」というイメージが先行しがちですが、そういう考え方もあるんだな…と気づかされました。
発達ACコミュの参加者も私を入れて11人になりました、まだまだメンバー募集中ですのでミクシィアカウントをお持ちの「私も発達ACだ」と思う方はぜひ参加ください。
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