社会不安障害じゃないけど…何かをしている時に「見られている」という状況が苦手だという事に気が付いた。
検査の内容には質問や問題に答えるというもの以外にも「実際に作業をする」という項目があった。
内容自体は簡単なパズルや筆記テストなんですが…ちなみに、パズルは難なくこなせました、筆記はもうちょっと時間が欲しかった。
しか~し…私が必死になって問題を解いている状況を「先生がずっと見てる」のが非常に気になって仕方なかったのです。
しかも、ダイニングテーブルのような2人以上で使う事を想定してるテーブルでは無く、木製であるけど「事務机」ですから、こんな感じで行いました。
□○
●
○が先生で、●が私。
というものすごい近い距離である、初対面にも関わらずだ…○○先生ともこんなに近くに座った事無いのに。
思えば「箱庭療法をもう一度やった 」時もそうだった…当初は、私が作業している間は部屋の外で待っていて欲しいと懇願したほどだ、集中してやりたかったから。
しかし、これは「"セラピストが見守る中"、クライエントが自発的に、砂の入った箱の中にミニチュア玩具を置き、また砂自体を使って、自由に何かを表現したり、遊ぶことを通して行う心理療法です。」と書かれているほど、作業過程を見るのが非常に大事らしいのです。
箱庭療法に「見るなのタブー 」は通用しないのです。
まぁ、箱庭に限らずお絵かきでも(前に一度、"話せないなら絵に描いてみて"と言われた事がある)私が絵を描いているところを「ジーッ」と見ているんだろうな。
いっそ、部屋全体を撮影できる「定点カメラ」でも付けて部屋の外からでも確認できるようにでもして欲しい、バラエティ番組によくある「別室から覗いている状態」である…そのような状況なら私は絵だってなんだって心置きなく描ける。
グループ療法に参加していた時にも、何度か絵を描いたりした事があったけど、その時は集中して描けていた。
それは多分、全員で描いていたから、それぞれが「自分の世界」に没頭していて私も他の人も、他人のことなど気にならなかったかもしれない。
しかし、今度は状況が違う…絵を描くことになっても描くのはおそらく私一人だろう。
きっと彼女は私が絵を描いているところを例によって「ジーッ」と見ているのだろう…なんだか、想像しただけでものすごい緊張するシチュエーションだ。
実際、これ書いてるだけでもものすごい緊張してきた。
今度、話に行き詰ったら絵でも描かせてもらおうと密かに考えていた時期もありましたが…このようなシチュエーションになるのであれば考え直す必要がありますね。
「人が見ていると集中出来ない」という人は結構多いと思います。
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