自覚することをためらっている人へ…そんな親なら捨てちゃえば? | 今日も、犬とベッドシェア

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おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
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アダルトチルドレンの問題は「自分で自覚する」ところから立ち直りがはじまると思っています…でも、なかなか自覚しきれない人が結構多い事も事実です。


どうしてかって?それは「親を悪者にしたくない」という本人の気持ちと、根強く残っている


「親のことは悪く言ってはいけない」


「親とは常に『感謝』の対象であるべき」


「過去に何があったとしても、それでも親は親」


という考えが自覚した、もしくはこれから自覚しようとしている当事者を苦しめているのではないでしょうか?


アダルトチルドレンのバイブルと呼ばれている本や、親との決別を書いた本は大抵が「海外の著者が書いた和訳本」である背景を考えると、日本人の書いた本が少ないのはやはりこのような考えかたが影響しているのではないでしょうか?


実際に親との関係に悩んでいる人に対して「だったら自分が自立しろ」とか「自分の親の事を悪く言うな」といった言葉をかけることは、はっきり言って「本人を追い詰める」だけで何の救いや慰めにもなりません。


仮に、本人にその気持ちがあったとしても、この問題を抱えている人は「社会的不適応」を起こしやすかったり、メンタルの病気はもちろん、それだけでなく体の病気も持っていたり病気がちだったりで、自分でも思うように動けない事が多いのです…この問題を抱える人の多くが経済的に苦労している人が多いのはそのような背景もあると思います。


そして、いまだに親の影響から抜け出すことが出来ない人もいます…本人は抜け出したいと思っていても、このような人達にはインナーマザー と呼ばれるものが頭の中に存在し、無意識のレベルでそれに支配され続けているのです。


当事者の立場から、自分がアダルトチルドレンであることを自覚することをためらっている人に伝えたいことがあります。


私は、あなたが自分の親を責めたり、悪くいう事に対して何も批判も否定もしません。


むしろそれは「勇気ある行動」だと思います、悪いものを悪いという事に対して変に罪悪感を持つ必要はありません。


親も所詮はただの人間で「絶対的な存在」ではないのです、そして「感謝」や「尊敬」というものは「自然とされるもの」で「強要されること」ではありません。


あなたの親が「感謝」や「尊敬」の気持ちを持つことに値しないのであれば、無理にその気持ちを持つ必要はありません。




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…I am looking for empty 空っぽの「私」を探して