これから結婚するかもしれないアダルトチルドレンの女性へ。 | 今日も、犬とベッドシェア

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おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
不定期更新&長い記事多めです

私は結婚後に自覚しました…そして、自分の行動に少し後悔しています。


別にパートナーが嫌いなわけではないのです、私は「現実逃避の手段」として結婚という方法を取ってしまったのです。

しかし…実際には現実逃避どころか、逆にさらに現実を突きつけられてしまいそれが原因でメンタルに不調を来し、その結果として休職に至りました。

前の記事で「性依存症」について書きましたが、あの症状は結婚してからもしばらくは続いていました、今はもう出ていません。

こんな私からあなたにいくつかのアドバイスをしたいと思います。


☆パートナーに「理解」を求めるのは無理です。

アダルトチルドレンの問題は当事者にはとても辛い問題だという事は私も痛いほどわかっています…しかし、この問題は専門家でさえもイマイチ理解していない・否定的な人も少なからず存在します。

あなたのパートナーになる人も"自覚している"当事者であれば話は別かもしれませんが、大抵は普通の家庭で育った人だと思います、稀に"自覚していない"人もいます…このような人たちにはいくら噛み砕いて説明しても理解してくれない事が多いです。

でも、勘違いしないで欲しいのは彼らは理解しないのではなく「理解できない」のです。


☆相手や相手の親に無理に相手に合わせる必要はありません。

私たちのようなタイプは人に対して無理に合わせてしまう人もいるかもしれません。

でも、それは非常に労力を使います…夫婦と言えども結局は他人です、程よい距離を保つとこころの平穏を上手く保てるかもしれません。

いくらパートナーと言えども「他人の親」です、無理に家族だからと合わせなくても私はいいと思います、現代の結婚は「相手の家に入る事ではありません」親から独立して、あなたとパートナーとで「新しい家庭」を作るのです。


☆子供の有無は事前によく話合っておきましょう。

アダルトチルドレンの女性は「積極的に子供を持ちたい人(実際に早婚早産の人も多いそうです)」と私のように「絶対に子供はいらない人(理由は様々)」のどちらかにわかれると思います、個人的に「子供を産むか否かを最終的に決定するのは女性本人であるべき」と考えています。

子供を持つということは自分の人生を左右するだけでなく、人ひとりの人生を預かる事にもなります。

やっぱり無理…で途中で終わらせることが出来ないことだからこそ、結婚前に真剣に考えておきたいことのひとつです。


☆どこか「逃げ場所」を確保しておきましょう。

二次障害でメンタルを患っているひともそうでない人も発作的に不安感などに襲われることがあるでしょう…そんな時に逃げ込める、思いを吐き出すことが出来る安心できる「逃げ場所」があるとこころ強いです。

あなたの事に対して深い理解を示している友人でもいいし、通院している病院の主治医やカウンセラーでもいいと思います、また各自助グループのミーティングに参加してリアルに交流できる仲間を作るのも良いと思います。

個人的にはインターネット上だけの交流はお勧めしません。

「逃げ場所」はあくまでも物理的に避難できる場所であることが望ましいと思っています。


☆親とは物理的に距離をおいてしまいましょう。

親の影響を強く受けているアダルトチルドレンには同居はおろか、二世帯住宅でもしんどいと思います。

2人の新居を構えるなら、実家から少し離れてるくらいの場所を選ぶと少し楽になれるかもしれません…物理的に遠ければあなたの親もそう簡単に干渉してこれないでしょう。


☆共働きの人は「ワークライフバランス」に注意。

私は休職する前は週5日の出勤で1日6時間仕事をしていました、要は一日の4分の1を仕事に費やし残りの時間で家の事と自分の事をしないといけないのです。

アダルトチルドレンの人は「疲れやすい傾向」や「睡眠リズムが崩れがち」な事が多いそうです。

特に二次障害でメンタルを患っている人は要注意…私も復職にあたって1日の勤務時間を短縮してもらいました。

…くれぐれも無理は禁物です。


☆可能なら「事実婚」も視野に入れてみる

何も「婚姻届を提出する」だけが結婚ではありません、最近では事実婚を選ぶカップルも増えているといいます。

女性にとって結婚は思いもよらないストレスになることもあります、私は「自分の意に反して名前が変わってしまった」という事実が受け入れらなかった事、あと「今まで築きあげてきた『自分』がことごとく否定されていく感じ」というのがストレスの引き金になってしまいました。

「好きな人と同じ名前になる」のは必ずしも幸せなこととは限らないのです。

親密になるのが苦手な人や「家族」という帰属意識が苦手な人はこの方が上手く行くこともあるかもしれません。


☆家庭の問題をすべて「自分のせい」だと思わない。

昨日まで他人同士だった2人が一緒に住むというのはとても大変なことです、なにかよくない事が起こっても決してあなただけに原因があるわけではありません。

1人で抱え込まずに誰か相談できる人を確保しておきましょう。


つまずきやすい人が多いと言われているアダルトチルドレンの結婚ですが…もちろん上手く行ってる人もいます、私だってなんとか4年続いています。


私は理想を追い求め…現実逃避の手段としてしまいましたが、思った以上に現実的でした。



日々ランクがアップしています、よろしくお願いします。

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