なんかタイトルものすごい長くなってますが…このブログ、タイトルの長さと本文の長さが比例しているの傾向があるので、覚悟してお読みください。
結構勘違いしている人もいるみたいなので、あえて結論から申します。
「カウンセリングは、確かに楽になる場合もありますが…"癒されません"よ」
自身のホームページなどで「癒し効果」をアッピールしているのは大抵「似非」な方々とも言われています。
あと多いのが「ただ話を聞いてくれるだけで具体的なアドバイスとか何もしてくれない」というもの…受けてる側が言うのもあれですが、何もしないのが基本というか本来のやり方。
リンク先にも「具体的な指示をする」的な表現は無い です…このサイトの説明文はちょっと抽象的すぎる気がしなくもないけど。
「何もしない」と書くと語弊がありますね…厳密にいうと、話を聞いて全面的に共感することで自分自身を客観視させて「本人に気付かせる」方向に持っていくんです、それもさりげなく。
これが本当にさりげないので確かに「何もしてくれない」と感じるのはしょうがないのかも?実際、私も面接初めて間もない頃はそんな風に思っていた時期がありましたから。
たまに、指示的な言動をする人もいるそうですが私はそういうタイプの人には会ったこと無いです。
具体的に「何か」をして欲しい人や「何かをしてもらっている実感」が欲しい人は認知行動療法 とかが良いと思います…これはあくまでも聞いた話ですが、これはこれで結構キツイとか?(私には向かないと言われた事がある)
リンク先にも「漢方薬的」と書かれているように来談者中心法はどちらかというとじわじわ効いてくるものらしいので年単位は覚悟した方が良いでしょう、2~3ヶ月で解決は無理です。
ちなみに「本格的な精神分析(寝椅子使って週4日行う方法、日本ではほとんど行われていない)」だと20年くらいかかるとか…?
心の問題はそんな簡単に解決できないのです。
私は自分からカウンセリングを希望したのですが、他の人のブログや掲示板とか読んでいると意外と「カウンセリングは苦手」って人が多いんですね。
苦手な理由は様々みたいですがだいたい
・先生が苦手…これは相性の問題が大きいと思います。
・独特の雰囲気が苦手…あの雰囲気が治療を勧める上では必要なんです。
・カウンセリングそのものが苦手…これはもう、他の療法出来る人を探してくださいとしか。
どんな療法を受ける場合であれ基本は「信頼関係」が出来ていることが前提なので、まずは担当の先生との信頼関係を築くところから始めないとどんな方法でも解決しないと思います。
私も、今の先生には7年前はなかなか心を開けなかったけど今回は信頼出来そうです。
それは私が自分自身と向き合う決意が出来ていたこと、ふとした一言で私の心を開くきっかけが出来たことがあったから。
カウンセリングって先生と2人で話をするイメージが強いというか実際そうなんですが、本当は先生に自分の事をありのまま、思った事をすべてを言葉にする事で自分を客観視することで、結局は自分と対話してるんですよね…面接再開してからまだ2回ですが、話をしているうちに「あの時私はこんな事を考えていたんだ」とか「本当はこう思っていた」とか思い出されることが多いような気がします。
私が歩んできた人生や経験を文章化した時には「自分の人生」を客観視することが出来ましたが、カウンセリングを受けることによって今度は「自分の考え」をすこしづつですが客観視出来ているのかな?と思えるようになってきました。
私の抱えている問題を解決するには「自分自身と向き合う事が必要」と言われましたが、それはこういう事だったのかな?と思います。
確かに私は、子供のころに体験したことや7年前の出来事から目を背けて逃げてきていたのかもしれません。
その結果が今の長患いにつながったのかも?
歌の歌詞にもありましたよね…「逃げてきた分だけ 距離があるのさ」ってフレーズ。
私が逃げてきた6年間を埋めるには同じくらいの、それ以上の時間がかかるかもしれません。
実はいまちょっと後悔しています、もっと自分自身の問題に向き合っていれば良かったと…でも、今気付いたって事だけでも良しとするくらいのほうがいいのかな?
私のカウンセリングの記録は差し障りの無い範囲で記録としてこのブログに書きつづっていこうと思っています、こうして文章にすることで自分自身の心に起こっている・起こっていく変化を見つめていきたいと思います。
このブログはどちらかというと「私自身の『観察日記』的な役割」でもあるものなので。