
ハイドロリックディスクブレーキのエアー抜きをしています。
前後のブレーキホースとキャリパーがハンドルから垂れ下がっています。
キャリパーを真っ直ぐ下げることにより、ホース内を残留エアーが上がって抜けていきます。
エアーを完全に抜いてあげないと、ブレーキのタッチがふわふわしてブレーキが効きません。
ちょっとくらい残ってもそこそこ効くから良いや…なんて横着すると、ブレーキング時にローターとパットで発生した摩擦熱が「パット」→「キャリパー」→「オイル」→「残留エアー」と伝わり、エアーは熱膨張を起こして体積を増し、レバータッチを悪くして効かなくします。
私はしつこくエアーを抜きます。昨日はこれのお陰で10時まで残業してました。

キャリパーをフレームに装着する時に固定ボルトをワイヤリングします。
先日ワイヤリングしてたら、お客さんからダメ出しを食らいました…。
『こんなワイヤリングじゃ、F15のアフターバーナーだったらNGだよ。』
そのお客さんは、『F100』エンジンを作っています。
…推力10tもあるエンジンと比較しないでくだされ(>_<)
