数量を表す数字の後につく言葉(単位)を
「助数詞」と言います
日本語の助数詞は一説には
500種もあると言われています
このうち現在でも頻繁に使われているものは
約100種ほどです
『机』の数え方をご存知ですか⁈
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机には形や用途は様々あり
それぞれにふさわしい数え方がある
一般的な机に対しては
「脚」「台」「卓」の
単位が使われていることが多い
【脚】
スラリとした長い足で
天板を支えているテーブル
洋室にあるダイニングテーブルや
カフェテーブル用の単位
【台】
脚回りが太く・がっちりした和室の座卓を
数えるときの単位
ただし
脚が太くなくても
広い天板があり学習や作業を
行うための机であれば
一台・二台と数えるのが一般的
【卓】
食卓・円卓などからイメージできるように
食べ物や飲み物をのせて
数人で囲むテーブルを卓と呼び
数え方もそのまままである
食べ物を乗せるテーブルではないが
麻雀卓も数人で囲んで使用するテーブルの
1種なので数助詞には卓を使う
その他には・ ・ ・
【基】
不動のものを意味し
主に博物館などに保存されている文化財レベルの
卓・机に使われる
【前】
僧侶が読経するときに使う
両端が反り上がった机を数えるときの単位
数助詞のおもしろさは
対象物の姿・形・見方の変化
により数え方も変化するところ
です
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例えば〜〜
うさぎの数え方はその代表的なもので
普通に「匹」を使うこともあれば
大きな耳を鳥の羽に見立てて
1羽・ 2羽と「羽」を使い
カウントする場合もあります
これと同じように〜〜
机の見方によって
数え方が変わる時があります
4本脚の状態では「台」「脚」と
数える机でも
足を畳み平たい板状になった場合には
その姿から「枚」を使うことがあります
また〜
家具店では机を1点・ 2点と数えたり
単位に「本」を使ったりするのは
家具店にとっての机は複数ある在庫のうちの1つ
と言う見方からだと考えられます
そうそう・・・
机とセットで考えられる椅子の数え方も
1つではありません
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【脚】
長い脚が数本立ち
座面を支えているタイプの椅子
【個】【つ】【台】
座椅子のように脚がないもの
【シート】
車の座席
ちなみにレストランの予約時や
映画館でのシートの数を示す場合には
【席】を使用することがあります
が・・・
これは具体的な椅子を
数える単位ではないので
気をつけることが大事で
実際に置いてある椅子の数ではなく
「場所の数」を指している
ことも多いため
使うときには区別するのが大事です
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