こんにちは、船井総研の永島です!
すっかり秋めいておりますね・・・
秋といえばスポーツ!読書!芸術!そして食欲!(笑)
今回は私がケーキショップについて書いたメルマガをご紹介します。
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■心と舌をとろかせたケーキショップ
こんにちは。永島です。テレビのバラエティ番組でゲストが手土産に持参す
るなど、テレビや雑誌などでもよく紹介されている人気ケーキ店に行ってき
ました。
美味しいだけでなく、見た目も楽しめる立体感と素材感がある商品、モダン
な店舗づくりも人気の理由の一つですが、そのお店は、接客にも「人気店な
らでは!」のお客様が嬉しくなるような気配りがなされています。
その1【お声かけのタイミング】
通常のケーキ店では、ガラスの陳列ケースをはさんで対面で注文をお伺いし
ますが、このお店では側面接客(お客様の横について注文を伺う)スタイル
をとっています。陳列ケースの前は常に人であるため、対面であると、タイ
ミング良く順序を間違えずに注文を伺うことが難しいことが理由だと思われ
ます。
仕組みとしては、お客様の様子を見ながら”注文が決まっていそうな””何
かスタッフに聞きたそうな”動きをしているお客様にお声をかけることにな
っています。これは、おもてなし感、個別性を感じさせるファーストアプロ
ーチと言えます。
その2【顧客が何を知りたいか?が研究されている】
「このケーキはどうのようなものですか?」という私の質問に対して「こち
らは、●●と××(材料)を使用しており、間にカスタードクリームが挟ま
れています。ムースのように柔らかくて、やや甘めの商品です。」との答え
が返ってきました。
自店客が商品に関して知りたいことを事前に整理し、セールストークとして
共有化しているようです。また、ただ事実を伝えるだけでなく、イメージさ
せるための「比喩」がとても解りやすく考えられています。材料を聞いただ
けでは食べた時の食感や味はわかりませんが、「ムースのように柔らかく」
と表現することで一口食べた時を想像できます。食べたことのないケーキが
並ぶ中で、疑似体験をしたケーキには俄然、興味が高まります。
その3【気持ちを解ってくれていた】
私が欲しいと思ったケーキが、言われなければ全く気づかない程度ですが、
少しだけ欠けていました。しかし、最後の1個だったので、「いいです。そ
れをお願いします」と言いました。するとスタッフは、「申し訳ございませ
ん。こちらのケーキ1部分欠けてしまっているので20%引きにさせていた
だいてもよろしいでしょうか?」と非常に低姿勢でお詫びをしてくれました。
このような事態に遭遇した際、見て見ぬふりをしたり、見逃してしまいがち
なお店もあるはずです。しかし見て見ぬふりをせず、しっかりと正直に指摘
して謝罪してくれた点、そして私の気持ちを察して割引提案をしてくれた点
が、店舗とスタッフに対して深い信頼感と好印象を生み出しました。
これら3点が私の心をとろけさせてしまった理由です。接客スタイル、商品
知識、自店客理解、顧客心理理解と、多くのことを私に教えてくれた10分
間でした。このような短時間の好印象・信頼感づくりが固定客を増やしてい
くのだと感じました。ケーキも当然、とろける美味しさでした!(永島)