チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香 -12ページ目

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

昨日はウィングス京都のセミナールームで京都府倫理法人会のオリエンテーションが開催されました
企画から運営まで担当しチームワークよくみなさんと準備をしてきましたが気持ちいいほどスムーズに準備してくださいました。
参加者89名。
大勢の方にご参加いただき追加席を臨時で出した満員の会場!
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8名の方にスピーチをしていただきました。
わたしは司会でオリエンテーションを進行役として楽しませていただきました。
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熱気がありエアコンをつけていても暑かったです
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司会席から撮影した写真。
カメラ目線の左側が京都府倫理法人会の会長です♫
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みなさん、真剣に聴いていらっしゃいます。
やはり聴く姿勢って大事ですよね。
場をつくることは聴く側にありますが、笑う、頷くなど素晴らしい場つくりを参加者の皆様がしてくださっていました
オリエンテーションのあとは懇親会。
立食でワイワイと交流を深め、自己紹介タイムなどがありました。
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お二人の懇親会司会のおかげで会場は大変盛り上がりました!
多くの皆様のご協力のおかげで無事に終えることができたオリエンテーション。
ご参加いただいた皆様に感謝です
来年3月の就職者の話題が出ていますね。

就活氷河期と言われた時代の一番はじめに就職したわたしですが、そんな時代はマシな方で昨今までの学生の就活問題は本当に尋常ではない辛さだったと感じています。


そんな中で高卒の就職率が大幅アップし、大卒の就職率も激増。

学生たちが社会に出る一番最初の一歩が正社員雇用増加になることは嬉しい限りです。


しかしですね・・・
その反面で新たな問題もあるのです。

「競争する仕事はしたくない」

「ノルマがある仕事はしたくない」

「できれば人と関わらず自分の仕事に没頭できる仕事に就きたい」

というような何とも驚くニーズがクローズアップされています。



私は仕事で学生たちと接する時間も多いのですが
社会にでるということを勘違いしちゃいけない、と言っています。


社会に出るということは自由になるということではありません。

むしろ学生時代よりも自由はできなくなるものですよね。

そして社会に出るということは自分の価値観だけで選べた友達付き合いとは違い、まったく違う価値観の人や世代を越えた付き合いがあって成り立っているということです。


競争したくない。

仕事は少なからずとも職場でも社外でも数字という誰もがわかる計画な数値で物事の進捗や分析、報告、結果を見るものです。

なので競争はあり得る。

人との競争という視点ではなくても、商品は溢れていてサービスの溢れている中で競合との競争は避けては通れません。


そしてノルマが嫌。


これもですが経営には予算があるのでどの部署でも数値化されています。
それが個人ノルマに割り振りされているだけのこと。

ノルマという言葉に嫌悪感を感じる人も多いと思いますが「予算」は経営に欠かせないものです。


そして!人と関わらず仕事に没頭したい。

これは・・・就職するより個人でなにかしたほうがいいんじゃいですか?と質問したくなりますが、社会とは職場とは周りの人と関わっていくべきものですよね。


そんなニーズの中で事務職希望の若者(男子)が増えているそうです。

こんなことを聴くと現在、事務職に就いていらっしゃる方から「なにを言っているんだ」と言われても仕方がないですよね。


事務職は
ノルマがない。人と関わらない。競争がない。
そう思い込んでいる自体が「社会を知らなすぎる」のです。


多くの部署と繋がる事務職。
人との関わりは多いものです。そして数字もある。競争もある。

草食系が求める就職への希望。
事務職って・・・専門性が高い仕事ということをお忘れなく(笑)


どう働きたいか職業観が持てない若い世代。
しかし、そうではない人も多いのです。

就職がしやすくなった市場。採用する側も、大変ですが
「要望だけを言う新卒」より「要望をしっかり行動していく新卒」を選ぶ会社が多いことを強く出すことが良い採用に結びつくかもしれないですね。
脇役というと陰の存在のように目立たない印象があるかもしれませんがビジネスにおける脇役は「黒子」のような存在で、なくてはならない存在です。

この「脇役」ができるひとは主役にもなれます。

しかし脇役を知らず自分にスポットライトが当たっていないと気が済まないタイプの人のことを私はセミナーで「自己主役型」という分類に分けています。

いわゆる職場などで扱いにくいひとたちをタイプ別にしているのですが、タイプは5タイプあり、一番多いのが脇役になれず常に主役でないと機嫌が悪くなったり、否定したり、非協力的になるタイプの「自己主役型」。


これは自己主張とは違い、主役でないと気が済まないという幼い感覚が大人になってもコントロールできないタイプのことです。


脇役というと目立たないと思われがちですが
実は・・・・
脇役は周りから一番信頼を得ているのです。


職場見渡すと、必ず名脇役が存在しています。

そのひとのおかげで円滑に仕事が動いている。

そんな人は職場でも周りから信頼され、好感度も高い。



逆に主役でないと気が済まないタイプのひとに周りはいちいち教えたりもしません。
なので残念なことにいつまでたっても「わたしは主役」と信じて疑わず、周りが合わせてくれていることに気づかないのです。

また「自己主役型」には特徴があり
なんでも口を突っ込んで話をするのですが・・・。
誰かが他の人のことを褒めたりすると、「実はね」とそのひとを否定するような言葉を発したり、「わたしがやります」と言いながら出来なくなると、できない原因を自分ではなく誰かにするのが得意です。


自分以外にスポットがあたるのを嫌い、自分の非は認めたくない。

これでは主役とは言えませんよね(笑)


脇役ができる人は脇役ならではの立ち位置から全体を見る習慣ができています。

そして、どのように動けばいいのかを全体から見て判断できるのです。

時には目立たず黙って行動し、円滑油になることも多いでしょう。


しかし、その姿と行動をひとはちゃんと見ているものです。





仕事は主役にも脇役にも、光があたります。


脇役を大切にできるひとは、主役になっても周りへの配慮を忘れず丁寧に取組むことができる。


脇役になれる自分がいるか、確認を忘れずにいたいですね。