アルバイトですから、という言葉。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

わたしはアルバイトですから。
わたしはパートなので。

このような言葉を耳にしたことはありませんか?

仕事先でもよく耳にする言葉のひとつに
「パートアルバイトさんは責任感が無い」という言葉があります。


これはどうして起こるのでしょうか。

お客様にとってはパートさんでも、アルバイトさんでも
社員さんでも社長さんでも誰でも同じなのに
どうして働く側はそこを差別化、区別化するのでしょう。

そこには「責任のない仕事をするのがパートアルバイト」という理解し難い、そして根拠のない言い訳が存在しています。


また同時に会社や組織としてもパートアルバイトさんには責任ある仕事はさせる必要はないという意識が存在しています。


しかし、売れているお店、人気のあるお店。
活気あり成長している組織は社員、パートアルバイトが誰かなど見分けがつかないものです。

それはTDLでも実証されていますよね!


9割がアルバイトで運営されているにもかかわらず
その9割の人たちが自信と誇りを持ち仕事をしているのです。


もちろん、それは指導する側の姿勢や指導の仕方も教育環境がしっかりあてこそ成り立っているのですが、教育環境だけが整っていてもそうはならないものです。

つまり「アルバイトだから」という言い訳は存在しない環境があるのです。


責任ある仕事を任せるだけでなく、サービスを提供することに対して何が大切か教育もしっかりされています。


意識の中の無意識として何処かに存在している「パートアルバイトだから」という視点を変えること、そして雇用側の都合のよい時にだけ使う「パートアルバイトだから」という部分も変えることで人は見違えるほど仕事への遣り甲斐を感じるようになります。


言い訳はいつでも成長を止めてしまいます。
パートアルバイトさんが組織を活性化させた事例は山ほどあるのです。

言い訳させる組織にも問題がある。
そして言い訳する甘えが許されてしまう空気がある。


それらを払拭するには
「小さな責任」にチャレンジし続けていける環境つくりが大事ですね!