よく「批判」「評論」ばかりをして解決策を言わない人っていますよね。
これは組織においてもよく問題になります。
例えば・・・
ある上司は部下のすることにダメ出しが必ずついてくる。
どれだけよい案でも弱点を見つけてダメ出し。
ダメ出しで終わればいいのですが、さらに「批判」をするのです。
その批判は個人を責めるようなものばかり。
「リーダーとしてなっていない」とか根底から覆すような話しに飛躍する。
これでは誰もやる気がなくなってしまいます。
批判や評論は誰でも簡単にできます。
大切なのは批判ではなく「改善策」です。
会議などでも意見が出るととにかく持論を言わないと気が済まないのか
否定、批判をする人がいます。
そして「策を言ってください」というと曖昧な答えしか返ってこない。
または利己主義な持論をまくしたてる。
これでは会議そのものが無駄になってしまいます。
批判する前に心がけたいことは責め心なく話しをする姿勢です。
勿論、間違いは指摘しなければなりません。
しかし人間そのものを否定するような言い方は決してしてはいけない。
なにかのせい、誰かのせい、会社のせい。
これもなにも解決策にはならないですよね。
批判しても始まらない。
どうすべきか、最善の策はないのか。
誰かを責めるのではなく、全体をよくするために考える。
上司でも部下でもこれは同じ。
批判からはなにも進展しません。
これもあり、あれもあり、いまがある。
そう思えば建設的な話しに繋がっていくものです。
文句や愚痴も同じように改善にはならないので
気をつけておきたいものですね。