営業・販売の基本は共感性と協同性。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

【共感性でお客様との関係を築く】

営業力や販売力のセミナーで必ず伝えることのひとつに
共感性と協同性があります。

お客様と何かを共感しあうことで生まれる関係は
人と人との距離を近づけてくれる重要なものです。

「こうしたいんだよね・・・」という不満には
「~だから、こうしたいのですね」と
相手の気持ちを理解して自分自身に落とし込んでみる。

このような共感性はコミュニケーション力のひとつでもあります。
商品の話や専門的な話題をする前に
関係が構築されていなければ話はスムーズに進みません。

まずはお客様の声をしっかりと受け止めること。
そして更に掘り下げた内容で共感できることが
お客様に「信頼できる」「分かってくれる」という安心感を
与えることに繋がってきます。

そして協同性とはお客様と何かをする、ということ。
探していらっしゃる物を一緒に探す。
創意工夫をして改善することを探す。
何でもいいのです。
カタログを一緒に見て意見を交換し合うなど
ご一緒にできる簡単な行動をすることで更にコミュニケーションは
深まっていきます。

提案力の前に必要なお客様との関係性。
そこには共感と協働が欠かせません。
協同とは「力・心を合わせ事にあたる」こと。
共感あっての協同。心を合わせ、力を合わす。
これはふたつで、ひとつなのです。