比較の連続で購入は決まる | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

物を買う時、人は何かしらの「比較検討」を繰り返し購入という結論に至っています。

それは無意識にしているものでもあり何かを買う時の基準が
過去の
自分自身の知識や経験など自己データとなっており、
それらを今見
ている商品と比較して「いいか、悪いか」「要るか、要らないか」
瞬時に判断しています。


よく売れるお店や商品は、これらの比較検討に勝ち残った結果だと言っても過言ではありません。

比較できる環境をつくれているか、が販売接客には欠かせないものなのです。
これはもちろんVMDなどにも反映させるものですが、それらを作るのも人です。
販売接客とは人が人にするものでもありますが物を介して空間を介してつくることもできるのです。

比較できる環境は「お客様が買い物しやすい環境」でもあります。
お客様が選びやすい見せ方だけをしているお店や商品は売れないケースが多いのですが、それは比較検討できるイメージが膨らまない見せ方をしているからです。

また接客も同様に比較検討しやすい接客をしていないので今ある商品だけにフォーカスしておりお客様のイメージは膨らまず逆に押し付けられているように感じてしまいます。

欲しい物を探すという行動は比較検討を繰り返していることでもあり衝動買いも同じように比較して「いい!」と思うからこそ衝動買いになる。
そう考えると見せ方や接客方法を変えるだけで物は売れるようになる。

もったいないなぁ、と感じる接客を受けた時
「比較できるようにしてあげればいいのに」と思います。
常に比較して購入されているのだと分かれば見せ方も接客も変わってくるものです。

値段で比較する人もいれば素材や生産地などで比較する人もいます
どのような比較であっても言葉や見せ方で、それらが可能になる環境は作れるものです。
販売力とは比較検討できる環境つくりでもあります。
売り手の思い込みで販売するのではなく様々な視点を持つお客様が様々な比較をしながら購入される環境をつくること。
売上を上げるには欠かせない要素のひとつです!