ちょっと堅い話と長文が続きましたので・・・ちょっとだけためになる話を述べます。


営業である貴方は、お客様との面談終了時、どんな言葉を用意していますか。


用意していないという方、以下の言葉をオススメします。


「今日は勉強になりました。ありがとうございました。」


「お忙しいところ、貴重なお時間を頂戴して申し訳ありませんでした。ありがとうございました。」


「今日、お会いして良かったです。今日のお話を参考にして、また喜んでもらえる情報をお持ちします。ありがとうございました。」


「丁寧に教えて頂き、ありがとうございました。次回は、もっと勉強してきます。」


「元気をいただきました。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」


「こんなにもお時間を頂戴して申し訳ありませんでした。○○様のお話が面白くて、あっという間でした。ご迷惑でなければ、また次回、教えていただけますか。」


嬉しいです、楽しかったです、勉強になりました、と心で感じた言葉を口にしましょう。


きっと、お客様の嬉しそうな顔を見ることができますよ。
iPhoneの売り上げが世界的に減速しているようだ。


ときに、AndroidやWindows搭載のスマホが各社から発売されている。


Androidスマホの世界シェアが60%を越えているという調査も出ている。


では、iPhoneとAndroidスマホとWindowsスマホでは何が違うのだろう。


まず、読者には、パソコンなどIT情報に弱い私が述べることを、事前にお許し頂き、事実認識の誤りや誤解があれば、予めご容赦頂きたい。


まず、AppleとMicrosoftは、パソコン草創期の80年代にも脚光を浴びた。


ハードからソフトまで自社に囲い込むAppleは、マッキントッシュというパーソナルコンピュータで一世を風靡した。


一方のMicrosoftは、Windows基幹ソフトを開発し、パソコン本体を作る製造メーカーやアプリ制作メーカーに使用許諾権を与えることで繁栄した。


結果、皆様が知ってのとおりMicrosoftがIT業界の雄になった。


この繰り返しが、スマホ、タブレットでも再現されているのだ。


正直、スマホやタブレット本体の機能アップは、今後も大差がないだろう。


液晶画面が綺麗なった、さらに薄く、軽量になったは、ハードの世界のことである。


とくに、スマホ、タブレットの基幹となる部品は少ない。


技術は、時間が経てば追いつくことは、今の家電業界を見れば明らかだ。


問題は、戦略の違いだ。


Appleは、ハードとソフトを囲い込み、他社メーカーの参入を制限している。


その最たる例が、App Storeだ。


自社のiOSで動かせるアプリの審査を厳しくして、それに対する課金を高くすることで収益を上げている。


ハードだけではなく、ソフトもAppleが牛耳るというものだ。


ジョブズの伝記を読むと、使い方を一体で考えたハードとソフトの両方の重要性を訴えている。


Appleは、ハードも基本OSもアプリもAppleの責任範疇と考えている。


おかげで、iPhone、iPadは、ウィルス感染の脅威が少ないと言われている。


一方のAndroidを有するGoogle、Windowsで成功を経験したMicrosoftは、パソコンのOSのように、開放路線を取っている。


Androidに搭載できるアプリは、ほぼ開放され、使用するお客様が望むアプリが多く開発され、自由度が増すことが想像できる。


その分、今問題になっているウィルスは、責任外ということになる。


新手のウィルスに対応して、ウィルスバスターを購入しなければならない。


しかし、各社が競争して作る分、価格は、Appleに比べ、安価になりやすい。


これは、企業戦略の問題である。


これから、世界に受け入れられるのは、クローズ・囲い型か、オープン・開放型か、という視点で考えなければならない。


それにともなって、パソコンの世界販売台数が大幅に減少し、今やタブレットが抜く勢いだそうだ。


答えは、早く出さなければならいのだ。


そう考えると、ジョブズが亡くなったのは、重ね重ね残念なことだ。


さて、経営者の皆様、貴社はどちらを選ばれますか。


ちなみに、私は、Appleの考えに傾斜しています。





戦略、施策についてのご相談は、お気軽にどうぞ。
昨日の続きです。


昔から体罰とパワハラは必要悪と思われているのではないでしょうか。


あるデータでは、学校、クラブにおいて50%以上の割合で体罰を受けた経験があると言われいます。


会社ではどうでしょうか。


上司や先輩が立場を利用して、理不尽な要求や威圧を受けた経験は、それ以上にあるのではないでしょうか。


なぜ、言った(指示した)通りにやらないのだ?


数多く訪問しろと言った(指示した)のに、なぜ売上が増えないのか?


やる気がないなら辞めたらどうか?


私は君を評価していない。


こんな言葉が当たり前に使われている会社を少なからず見ます。


多くケースで、この場合、~君か呼び捨てです。


人によっては、それを愛情の表れと言われますが、上司や社長、ましてお客様に対して、そんな呼びかけをするわけがありません。


明らかに対等以下に見ているから出る言葉です。


相手を尊重しているなら出るわけがありません。


理由を説明しない指示、これと体罰とどう違うのでしょうか。


今は、親からも叩かれた経験がない若者ばかりです。


それが良いか悪いかは別として、それが現実です。


これからの会社、日本をしょって立つ能力のある若者を育てるなら、体罰同様にパワハラはなくさなければならないと考えますが、貴方はどう思いますか。






iPhoneからの投稿
これからのビジネス、お客様が求めるものについて、考えてみました。


それは、(お客様の思いを)共有する、です。


これまでのビジネスは、メーカーや販売先が、シーズ(技術)を一方的に流してきました。


これからは、こんな技術が必要になりますよ、新技術、素晴らしいでしょう、という具合です。


お客様の意見を聞かない、聞く必要がないという体制が出来上がってしまいました。


だから、大半の業界の日本の商流に、メーカー→卸→販売店→ユーザーという複雑な流通が構築されてしまいました。


海外から見ると、なぜ?異様に映るそうです。


世界一の小売メーカーのウォールマートは、メーカーから直接、仕入れて消費者に販売することで、安さを実現してきています。


当初は、この日本の商流に戸惑って苦戦したようです。


現に、仏のカルフールは日本から撤退してしまいました。


最近、ウォールマートのスタイルが受け入れられ、日本では西友ブランドで展開していますが、メーカーのナショナルブランド品が、(大量仕入れの成果か)どこより安いように思えます。


もちろん、全てではないと思いますが。


どこよりも安く売ることにこだわり、他にも、お客様が不要に思うところを徹底的に考えているのではないかという点が、あちらこちらに見ることができます。


例えばディスプレイ(陳列の仕方)や買い物カート、カゴなど、他の有名スーパーに比べ投資を抑えているようにも感じます。


要は、他社でも西友でも全く同じものが手に入れられるなら、一円でも安いものをお客様が求めている、という考え方が徹底しているのです。


明るい店、広々とした店内、見やすいディスプレイが、これまでのスーパーや百貨店などの考え方だったように思いますが、それが不要不急の現代には合わなくなってきている。


逆に、世界の消費者の考え方が日本でもお客様に浸透し始めた(これもグローバル化の影響?)から、他のスーパーや百貨店の業績が厳しくなっているのではないでしょうか。


共有とは、お客様が求めているものを探して作り出し、それを実現することです。


前述のウォールマートのように、一円でも安いものは、どこでも同じもの、という条件が付きます。


それは、ネット販売も含まれます。


それに対して、ホテルや飲食店などは、価格は一律ではありません。


全て、安いから業績が伸びるとは言えないのです。


ただ寝ることができれば良い、というビジネスホテルは、もう随分も前から、一泊5000円で朝食付きという競争が激しくなっています。


かたや、星野リゾートのように、俗世間と隔離した異空間、おもてなしを提供している宿泊施設は、一泊5万円とかと聞きます。


そのどちらもお客様が求めているから、どちらも受け入れられるのでしょう。


飲食店でも同様です。


牛丼チェーン店と違い、ハンバーガーチェーン店で、それを見ることができます。


マクドナルド、ロッテリア、モスバーガーが代表でしょうか。


マクドナルドが伸びている中でも、ロッテリア、モスバーガーは独自路線を貫いています。


同一の商品ではないから、価格も同じではありません。


お客様の来店頻度も違うはずです。


しかし、拡大路線ではないかもしれませんが、3社とも共存しています。


それぞれに、お客様のニーズがあり、それに応えることができているからだと考えます。


では、中小企業経営者様。


貴社は、どんなお客様の求めるニーズに応えることができているのでしょうか。


もしかして、貴社のシーズを一歩的に押し付けておられませんか。







貴社のお客様を徹底的に調査し、お客様が求めているどんなニーズに応えられる企業か、明らかにします。お気軽に、ご用命下さい。

今、学校での体罰が問題になっている。


元ジャイアンツの桑田真澄投手のコメントが新聞記事に載り、そのコメントに橋下徹市長を始め、多くの人が納得させられている。


小学生から中学生までの体罰で、何も良い記憶がないという。


多くの能力がある同級生が、そのことで辞めていった。


体罰を受けなかった名将中村監督に指導を受けた高校時代に、一番成長したという。


体罰という恐怖心は、マイナス以外の何も生まないと結論づけている。


このことは、今の企業にも言えることである。


多くの会社(中小企業に限らず)で、上から目線による指導が目に付くのだ。


最初から若者の潜在能力を認めようとしていないように見られる。


それは、今回の顧問のように、指導する上司、先輩の能力がないのが原因なのだ。


的確な指導をする能力がないから、上から目線という言葉で威圧しているのだ。


もっと正確に言えば、部下、後輩の仕事内容を見ていない、関心がないのだ。


それでは、当然、指導できるわけがない。


まずは、若者を認めることから始めるべきだ。


経験が少ない分、対応する知識が身についていないだけだ。


潜在能力は、間違いなく今の若者の方があると確信している。


人によっては、それとは別と言うかもしれないが、最近のサッカー選手、野球選手、昨年のオリンピック選手が良い例ではないか。



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