人生のやる気スイッチを押すための「きっかけ」は見つけるには

こんにちは。

不安解消カウンセラー上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

２０１９年に入り、はや１か月が過ぎましたね。

けっこういろいろあった１か月だった人も多かったのではないでしょうか。

いいスタートが切れた人も、イマイチ波に乗り切れず積極的になれない人もいるかと思います。

この先、自分がどうしたいのか、まだ模索中の人は動きたくてもどうやって動けばいいかわからない状況でしょう。

人ってある方向に動き出すときって、その人なりのスイッチが入らないと動かないものです。

学生のとき、テスト前でやらなきゃいけないってわかっていても、親から早くやりなさいっていわれていても、スイッチが入らないと１ページも進まない経験はだれでもありますよね。

そういうことが経験則からわかっているので、意識はしなくても、どこかでスイッチが入ることを期待してしまいます。

それも、だれかスイッチをポチッと押してくれないかなあ、なんて他力本願的に。

でもこの他力本願的な考えは、わりと的を得ています。

なぜなら、人が自分なりのスイッチが入るときって、なんらかの「きっかけ」が外側から起こってくる場合が多いからです。

だから、自分の都合のよい「きっかけ」が起こらないかなあって、半ば空想（妄想）が広がるんです。

そして必ず自分からは何もできない、今は八方ふさがりの状態だと思い込んでいます。

ずっとお待ちの状態で、精神的疲労だけが蓄積されていきます。

人はただずるずると時間だけが過ぎていくことに、とてもストレスを感じるとともに、その中にいる時間が長ければ長いほど、変な意味で居心地がよくなって、そこから出ていくことを怖れてしまいます。

せっかく、目の前に「きっかけ」が現れても、動けない理由ばかりを探してしまうんです。

「きっかけ」は単に「きっかけ」だけであり、何の保証もしてくれません。

「絶対」という文字が付かなければ動けないなら、いつまでたってもスイッチは入らないでしょう。

ただ、スイッチが入らなくても動けることがあります。

それは他者に選択してもらい決めてもらうことに従うことです。

他者に「こうだからこうするべきだよ」って堂々と言われれば、心が揺れます。

そのうち、その意見がもっともらしく思えてきて、「そうだよな」って思います。

これってものすごく楽な生き方です。

自分のことをとことん考えることを放棄して、選択の責任は赤の他人。

もし失敗したら、「やっぱりだめだった」って被害者でいられる。

ほんとは楽な生き方ではなく、ものすごくしんどい生き方なんです。

生きづらいって悩んでいるんですよね。

もしかしたら、いつも現れる「きっかけ」というものが、あまりにも唐突に出てくるから決められないのかもしれません。

自分に一番いい「きっかけ」を得るために、網を張ることが重要です。

いろんなところに仕掛けをする感じ。

やりたいことがまだわからなくても、ふわっとでもいいんです。

なんとなく口に出してみたり、ちょっとアンテナを張ってみたり。

ネットサーフィンする人って、わりと偏った内容のものを渡り歩いています。

そういうものってどこまでいっても同じような内容が多いものです。

だから、少しだけ興味のないものでもちらっと見てみるのもありだと思います。

「きっかけ」は、ほんのちょっとした仕掛けでうまく導けるかもしれませんよ。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。