何かを悪く考えてしまうとき、〇〇の言いなりになってはいけない

こんにちは。

不安解消カウンセラー上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

漠然とした不安で怯えたり、ひとつのことが気になると、全然関係のないことまで心配でたまらなくなるとき、心も身体もどこか宙に浮いていて、落ち着かず、動悸もバクバクします。

いつもだったらこんなにならないのにって、焦れば焦るほど、どうしようもなく不安や心配が押し寄せてきて、精神的に本当に疲れ切ってしまいます。

こんなときは、たいてい何を考えても、前向きな気持ちになれないものです。

不安や心配事に振り回されて、自分で感じている以上に心身ともに疲れてしまいます。

だから、些細なことに腹を立ててしまったり、たわいもない言葉に傷ついてしまったり、もうダメだと自分を責めてしまうんです。

まわりの人たちが、みんな敵に見えてきて、引きこもったり、突然環境を変えてしまおうとします。

でも、ちょっと待ってください。

今、あなたが考えていることは、本来のあなたの考えではありません。

病気の症状であったり、たまに襲ってくる負のスパイラル野郎が、あなたの頭の中を占拠して、そういう風に考えさせているんです。

そういうものたちの言いなりになってはいけません。

「大丈夫、大丈夫」って声に出して、自分にその声を聞かせ、自分を取り戻してください。

「落ち着けっ」とか、「落ち着くんだ」とか「落ち着かなきゃ」って言うと、反対にどんどん焦ってしまいます。

そういう言葉は、「落ち着いてきた、落ち着いた」と過去形で言うほうがいいでしょう。

不安に怯えてきたり、心配事が次から次に出てきてソワソワしてきたりするときは、とにかく身体を休めることを優先します。

睡眠不足や過労が続くと、身体だけではなく心もかなり疲れています。

でも、案外心の症状で翻弄されて、身体の疲れなんて後回しにしがちですが、実は逆なんです。身体を休めると、心も落ち着いてきます。

食べたいものを食べてゆっくり眠ることです。

不安をなんとかしなきゃと、今自分に出てきている症状の言いなりになってはいけません。

気分には必ず波があります。波があるということは、必ず上向きになるときがくるということです。

落ち込みそうになったら、「大丈夫、大丈夫」って言い聞かせてあげてください。

その根拠とかは考えなくてもいいんです。「大丈夫」だけでいいんです。

厄介な症状と闘うには、病気や負のスパイラル野郎の言いなりにはならないぞ、諦めないぞっていう気持ちが必要です。

ひとりでしんどくなったら、カウンセリングに来てください。一緒に立ち向かっていきましょう。

あなたの時間を早く取り戻して、幸せになってほしいと思っています。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。