その自分に対する思い込みは本当ですか？

こんにちは。

不安解消カウンセラー上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

人は自分のことを自分なりにイメージしています。

「自分はこんな人間ですから」といろいろ話されます。

人見知りが激しくって。

自分の意見はいえないタイプなので。

わりと性格が根暗なんで。

あまり深く考えずにやっちゃうタイプなんっすよ。

けっこう負けず嫌いで。

筋を通さないと嫌なんですよね。

論理的に考えるのができないんです。

まあ、そう言われて当たってるかどうかなんてこちらにはわかりっこないんですが、最初はかなりの確率で、自分自身を偏った言い方をされます。

要するに自分に対する思い込みというものは、誰しもやっているということです。

で、いろいろ話しているうちに、いやそれってこうじゃない？となるとどんどんイメージと違う部分が出てきて、最後にはよくわからなくなってしまいました、となります。

自分に対する思い込みは、小さな頃からつけたものをずっと引きずっていることが多いのではないでしょうか。

大人になってもそのイメージに固執して、それに外れようとする自分がいると、こらこらダメじゃないってイメージ通りに戻そうとするんです。

特に、親きょうだい、学生時代の友達などの中では、急に違う自分を出すことが恥ずかしかったり、妙に落ち着かたなかったりしますよね。

でも不思議なことに、小さい頃を知らない人たちの中に突然ポーンと入らされたとき、今までと違う自分を出すことができたりします。

人ってどこかくそまじめなところがあって、自分自身もいつも同じイメージでなければ、即裏表あるようななんだか卑怯な人間になってしまうように感じてしまって、たとえば人見知りだと思ったら、どんな場所でもどんな人でも、とりあえず最初は人見知りバージョンでいかなければと思い込むところがあります。

だから人見知りな性格を直したいと思ったら、どんな場所でもどんな人でも人見知りをしない自分にならないといけないと思い込んで取り掛かります。

０か１００かの勢いですよね。

自分のそんな性格を悪者にして、ぶった切って、真逆のピカピカの性格に変身するのって、人間そんなに急激に変われるものじゃないように思うんです。

自分が直したい性格というのも、そんなに悪者扱いしなくてもいいと思うんです。

最初は、場所、環境、人によって、自分が出しやすい自分でいけば少しずつ変われると思います。

それに、どんな場所でも、どんな人たちとの間でも、同じ自分のキャラを演じなくてもいいんですよ。

自分に対する思い込みはちょっとだけ外して、今の自分にいろんな自分を付けたしていって、いろんなバージョンの自分を出せるようになると、ひとまわり大きな自分になってることに気付くと思います。

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