間違うと大変！「当たり前」の取り扱い方法

【自分流の生き方で幸せを掴むカウンセリング】

こんにちは、上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

当たり前にできてる自分ってすごい

人って毎日、自分が思っている「当たり前」のことをしています。

もちろん、ひとりひとり違うわけですが。

たとえば、朝起きて顔を洗って仕事に行くのが当たり前の人もいるし、

洗濯して、朝食作って、洗濯干して、掃除して、買い物して…が当たり前の人もいる。

朝起こされて、ご飯食べて、学校行って、勉強させられて…が当たり前の人もいる。

当人たちは、当たり前のことは「できて当たり前」だと思っています。

だからそれができなかったとき、けっこう自分を責めたりするんですよね。

でも当たり前のことって、当たり前にやってはいるけど、

決して楽なことでもなければ、続けるのもかなりモチベーションがいったりします。

そうなんです。

当たり前のことを当たり前にすることだけでも、相当すごいんです。

だから、その当たり前のことができている自分を、

たまにはちょっと大袈裟に褒めてあげてほしいと思います。

人にはできて当たり前と思うべからず

さきほども言いましたが、当たり前というのは人によって違います。

だから少し注意も必要なんですね。

「できて当たり前」と思っていることが「できてない」他者に対して、

初めはだまって抑えていても、どんどんストレスが溜まってきて、

「当たり前」なこともできないやつとレッテルを貼りがちです。

たぶん、他の部分はできていたのかもしれないけど、

どうしても「できていない」部分だけをフォーカスしていきます。

当たり前という価値観は人によって違います。

それをいきなり、お前はできていないと詰め寄ってしまうと、

反対に重箱の隅をつつくように自分のできてない所を探されるか、

責められることで相手が深く傷つき、自分との間に強固な壁を作られるか、

どちらにしてもあまりいい結果にはならないでしょう。

人ってすごく頑張ったところとか、特別な才能をほめられると確かに嬉しいのですが、

たまには当たり前にできているところを感謝されたくなる生き物です。

だから当たり前にやっているのに、できていないと言われると相当ショックです。

あ～そんな風に私を見てたんだぁ↓って信頼感がなくなっていくきっかけになります。

別に大袈裟にありがとうなんていう言葉が欲しいのではなくて、

当たり前のことをちゃんとやってくれているから自分も助かってるんだよなって

どこか感謝の気持ちを抱いていて欲しいんです。

たぶんね、その気持ちが相手からすると存在意義となって、

そこに一緒にいる意味ができてきて、居場所になっていくように思うんです。

夫婦にしても、職場のパートナーにしても、親子にしても、

相手が当たり前だと思って頑張ってやっていることに意識を向けてくださいね。

追い込む前に待つことが必要

自分にも他者にも厳しい人は、ストレスを溜めこみがちです。

自分のものさしで測ってしまうから、ストレスが自分にも溜まってしまいます。

できていなこと、やろうとしていないこと、気づかないことが甘えていると変換されるのです。

甘えていることが許せない、そして過去には許されなかったのかもしれません。

しかし人には人独自の容量とできるまでの時間とタイミングがあります。

だから他者に対しては、待つ力が必要になってきます。

相手のやり方も許容する力。

相手は相手なりの方法でやっていく力があると信じる力。

何度も繰り返しトライするのを見守る力。

そういうのを含む「待つ力」です。

実はこれは自分自身に対しても言えることなんですよ。

できなかった結果にフォーカスするのではなく、

それまでの自分をわかってあげて肯定してあげることと、

その後の自分にできる力があることを信じること。

自分自身も育て、育む意識を持って当たり前にやっている自分に胸を張ってくださいね。

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