中絶後の辛さでずっと自分を責め続けてはいけない

【自分流の生き方で幸せを掴むカウンセリング】

こんにちは、上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

◆中絶の背景はひとりひとり違う

中絶に対して、いろんな意見や考えがあります。

それはどういうものだろうと自分で思うこと自体は自由です。

中絶と一言でいっても、

その背景はみんな違います。

他人から見た事実と本人の事実も違うことがあります。

突然、望まない妊娠をしたのかもしれません。

望んだ妊娠だったのに仕方なかったこともあるでしょう。

どのような背景があるにせよ、

中絶という選択肢が入っている状況は、

かなり深刻だということです。

人は困難なことに直面しても、

だれかに相談したり、考える時間があったりします。

場合によっては、その困難を避けたり

他人に何とかしてもらったりもできるわけです。

しかし中絶となると全然変わってきます。

人はそれぞれの立場でそれぞれの考えを言ってきます。

そして現実的な問題も避けて通れない。

人としてどうなのかという命の問題が、

ただ本人にだけ重くのしかかるわけです。

日本では母体保護法で中絶できる時期が決まっています。

つまりこんなに重く辛い問題なのに、

なるべく早く答えをださなければならない。

◆辛かったからこそ幸せになる

妊娠がわかってからの数週間。

ずっとずっと考え尽くしたことだと思います。

例えて言うなら、晴れた穏やかな日ではなく、

凄まじい嵐の中でひとり決断をしなければならない孤独。

焦りと不安と恐怖の毎日だったのではないですか？

そして嵐が過ぎ去ったころ、

その決断が本当によかったのかどうかも

たったひとりで悩み抜かないといけない。

私は嵐の中で闘いながらしたその決断を

正しいとか間違いとかそんな簡単に片づけたくない。

どんな思いで出した決断であろうとも、

その後は新しい人生の始まりでもあると信じています。

ただひとりで悩み続けたあのときの自分を

どうか責めないで下さい。

中絶をしようがしまいが、

人が幸せになる権利は同等にあります。

辛い時期を乗り越えて幸せを掴んで下さい。

いつまでも罪の意識で苦しまないでほしいという思いから、

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