プライドの高い人って実は打たれ弱い

どんな人でも、

自分のウィークポイントを持っています。

このウィークポイントって

ある人にとってはなんてことないものでも、

自分にとっては絶対に

受け入れられないところでもあるんですよね。

だから、徹底的に防御に走ります。

なによりも怖いのが、

そのウィークポイントが人目にさらされること。

ましてや、ピンポイントで突かれたりしたら、

ひとたまりもありません。

こういうときの対応の仕方も様々です。

まず、他のものに責任転嫁して、

人の視線を違う方向に向けるタイプ。

頑固なまでに自分の非を認めません。

「もうえ～やん、認めちゃえば…はぁ↓」

まわりも呆れ顔なんですけどね。

また、自己嫌悪や自己否定に入る人もいます。

見た目はとりあえず平静を装っていますが、

心の中は自信のなさで満タンになり

自分を保つことが出来ません。

だから、関係ないことに八つ当たりしたり、

他のところで

自分を必要以上に大きく見せようとします。

中には、自分のウィークポイント自体、

無意識に気づかないようにしているので、

自分でもわからないところで、

身体に症状が出てくることもあります。

プライドが高いと言われている人は、

こういう傾向があるように思います。

プライドが高い人って、

けっこう打たれ弱いんですよね。

ガラスのハートというかなんというか…

理想は果てしなく高いが、

自信がない…

という自分を認めたくないのかも。

自信がないという人は、

ほとんどの人が、

人の目を気にします。

人がどう思ったか、

人が自分をどんな風に見ているか。

それもだいたいマイナスな方向です。

だからちょっとやそっとで入ってこられない、

高く高くレンガを積み上げた、

てっぺんが見えない壁のような

プライドができたりするんです。

この壁が高すぎると、

どうも生き辛くなります。

一気に壊すと粉々になってしまうので、

一段ずつ低くしていきませんか？

自分に自信をつけながら。

カウンセリングってそういう場所なんですよ。

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