「やっぱ言わなきゃよかった」という心の中身とは

【自分流の生き方で幸せを掴むカウンセリング】

こんにちは、上土井好子です。

（詳しいプロフィールはこちらです。）

「やっぱ言わなきゃよかった」

っていう経験、ありませんか？

言葉って一度出てしまったら、

絶対消すことができないものだから、

言ったあとでの後悔って

半端ないですよね。

「やっぱ言わなきゃよかった」という後悔は

自分の言った言葉で

相手を傷つけてしまったとき。

言ったあと、「あっやばい」って気づいても、

もうすでに遅し…

訂正すればするほど、

ややこしくなるパターンが多いんですよね～。

いつまでも謝れないときなんかは、

そのことを思い出すたび、

ずっと心にトゲが刺さったみたいに、

チクッと痛いんじゃないでしょうか。

けっこうほろ苦い思い出になりますね。

でも、こういう経験があるから、

人としての弱さとか優しさを

覚えていくのだと思います。

もうひとつ、

「やっぱ言わなきゃよかった」

って思うときがあります。

それは、相手に何かを求めたんだけど、

全然違うものを返されたとき。

よくあるのが、

育児で疲れた妻が夫に、

「もう毎日毎日、子育てと家事でしんどい」

って妻は夫に対して、

いたわりとねぎらいの言葉を期待するのですが、

夫は、

「じゃあ、お袋に手伝いにきてもらおうか？」

なんて、地雷踏みまくりの解決策を

提示するものだから、

「あ～この人、なんにもわかってない」

となり、

「やっぱ言わなきゃよかった」

になるようなケースです。

こういうすれ違いは、

夫婦にかぎらず、

親子関係や友達関係、

職場の人間関係でもみられます。

そういう場合は、

こういうコミュニケーションをしましょう

という話し方、言い方の修正も

確かにあるんだけど、

人って複雑なんですよね。

「私、これ欲しいです」

ってちゃんと自分の希望を伝えて、

「やった、もらえた！」

となるより、

「ちょっとそこんところ、私の身になって思いやってよ」

と期待をこめつつ、

「そう、その言葉。私が待っていたのは！」

という方が、

断然うれしさの度合いが違うんですよね。

これって突き詰めると、

期待する言葉が欲しいのではなくて、

どれだけ自分に対して心を向けてくれたか、

そんなところじゃないかなぁと思うんです。

だから、単に言い方を変えましょう

と言われても、

なんかできないなあとなります。

まあ、相手が

気づかない、知らない、わからないことは、

いくら待ってても、

時間の無駄という場合もあります。

待ちすぎると、

その人自身を誤解したままにもなりかねません。

そこら辺がなんとも難しく複雑なものにも

させている気がします。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。

読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。