あなたは子供に詰め寄っていない？子供に気持ちを聞いても答えが出ないわけは

こんにちは。上土井好子です。

ついつい親がやってしまいがちなのが、

子供に（特に小さい頃から）、

子供の気持ちや考えを尊重しようと、

「○○ちゃんは、どう思うの？」

と聞く。

いや、別に悪くはないんですよ。

子供の気持ちを大切にしようとする

その気持ちは十分わかります。

この前、わが子の話を聞いていて、

なかなか面白い意見というか視点だなって

思ったことがありまして、

ほ～そういう一面からも、

思春期は荒れていくのね、という話。

まあ、それはメルマガの方で後日詳しくお話します。

子供って、

特にちょっと嫌なことや腹が立ったことは、

案外、リアルタイムでは言わないことが多いんです。

それは、親や友達や先生のことを

いろいろ子供ながらに考えたり

心配することもありますが、

まだ、自分の気持ちや考えを

十分に言葉に表すボキャブラリーが少ないのと、

表現する力がまだまだ未熟だということも

実はあるんですよね。

だから、

「○○ちゃんは、どう思ったの？」と聞いても、

当の本人は、ものすごい複雑な心境を

たったひとつの単語で表してしまいます。

そして、月日がたち、

ある程度、ボキャブラリーも増え、

自分を俯瞰できる力もついてくると、

「実はあのとき、○○って思ったんだよね」

なんて、さら～っと言ったりするんです。

そのとき本当にそう思ったのか、

今振り返って、そう感じたのではと思ったのか、

それは定かではありませんが、

やっと言葉にできる能力を身に着けた結果でしょう。

特に小さいうちは、

子供に問い詰めない方がいいかもしれません。

そのとき思った感情の正解不正解は、

永久に謎のままかもしれませんしね。

だから、

「こう思ったのかな？　それともこんな感じかな？」

って言ってあげるのはいいと思うのです。

でも、

「じゃあ、ほんとはどう思ったの？」

と詰め寄らないでほしい。

余計わかんなくなるからね～。

それに詰問されると、怖いし…

人って自分の気持ちを言葉に表すのは、

意外に難しいかもしれません。

大人のあなたもちゃんと言葉に表せますか？

自分の感情に無関心にならないでくださいね。

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【上土井好子の著書】

この本を読んだ方が、人ってこんなことで悩んでるのかと思うところもあったし、
これ私のことを書いたのかと思うところもあったとおっしゃっていました。
いろんな人の心の中を見ることで、自分が俯瞰できると思います。
読むだけで心が軽くなり、悩んだときに自分で解決できる力がつきます。
日常よくある事例を通して、具体的にわかりやすく自分との向き合い方をお伝えしています。