人間関係が苦手、人が怖い、人前で緊張する人がまずして欲しいこととは

こんにちは。上土井好子です。

桜も満開のところが多くなしましたね。

新しい環境に移る人も多いと思います。

新しい環境には新しい人間関係もつきものです。

人間関係が苦手、人が怖い、人前で緊張する、

そんな人には、辛い季節かもしれません。

人間関係が苦手、人が怖い、人前で緊張する人は、

どうしても人の顔色（評価）が気になってしまいます。

別に自分を大きく見せようとしているわけではありませんが、

自分が何かを言ったことで、

相手の機嫌を損ねたり場の空気が変わることが一番嫌なんです。

嫌われてないかな、変なやつって思われてないかな、

常にそんな風に考えてしまいます。

そして自分を否定されるのを怖れています。

どんな自分を否定されるのを怖れているかというと、

本当の自分、ありのままの自分です。

特になにも気にしていないときの自分や、

本当に自分が思ったこと言って、

それをいきなり否定されると、

人は思った以上に心に傷を残します。

いきなり交通事故にあったようなものです。

そしてそれがまた再現されるのではないかという囚われから、

その後どんな人も怖くなってしまうのです。

完璧主義の人が多いという特徴もあります。

自分の頭の中だけで、

こういう自分でいなければいけないと考えているから、

失敗が許されないのです。

するとどうしても緊張状態が続きます。

緊張するとうまく話が続かなくなり、またやってしまったと思います。

その体験から、さらに次は絶対とハードルを上げてしまったり、

どうせ自分はダメだろうと思い込んだりしてしまうんです。

そうすると、どんどん自分に自信が持てなくなってしまいます。

しかしすべての人に対してかというとそうではありません。

家族や昔からの知り合いや親しい人には、

比較的、楽に接することができます。

これって人間だれしも持つ本能なんです。

「人見知り」って聞いたことあるかと思います。

赤ちゃんが親と他人の区別がつきだすと、

知らない人に警戒心を持ちます。←　これが本能

これがないと自然界では危険ですからね。

だから、もともと内気な人とかシャイな人は、

この本能が強く出ている場合かもしれません。

とすれば、人間関係が苦手で人が怖いからと

何か自分は変なのではないかと身構えてしまうより、

ちょっと人見知りが続いているんだと思ったほうが、

治しやすいかもしれません。

ずっと人の顔色や評価を気にし続けた人というのは、

おそらく、自分が本当はどう思っているのか、どう感じたのか、

それすらもつかみにくくなっています。

人見知りを克服するには、

自分の本当の気持ちや、

これを言ったら否定される、バカにされる、

変に思われるといったことを、

人に言ってみて、

その通りにならないという経験をたくさん積むことです。

人に受け入れられること、人を信頼してもいいことを

体験を通して感じていくことです。

でもその前に自分の本当の気持ち、感情がわからなければなりません。

人間関係が苦手な人は、

常に自分がどんな風に話せばいいかをいつも考えています。

人からの評価を気にして、人との会話中、

無難な言葉を全力で探しています。

そしてそれが見つからないとき、「………。」となるんです。

たぶん、相手の話の内容も、自分の意見も感じたことも、

ほとんど上の空でしょう。

他人ばかりに気をとられて、

他人の頭の中ばかり想像していると、

自分というものがわからなくなります。

だからこそ、本当に自分が感じたこと、思ったこと、考えたことを

ちゃんと自分自身で知ることが、

本当の自分がわかり、自信が持てるようになります。

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